言葉が話せない幼児が増えている!脳の言葉を司る機能の発達の遅れの原因は?

動画、言葉、発達の遅れ 子育て
動画、言葉、発達の遅れ

幼稚園に入園するようになっても、話すことのできない子供が増えています。

言葉で自分の気持ちや意志を伝えることができないため、泣いて暴れます。

言葉の遅い子供の親の共通点は、園から指摘されても

「個人差があるから、いつかは話せるようになる。」と楽観的に思っているようです。

お母さんが知らずにしていた行動が、言葉の遅れに繋がっているようです。

言葉の発達には、個人差はあるが・・・

赤ちゃんは、生まれてから話かけられた言葉の量で言葉を話し始める時期が決まります。

言葉のシャワーが少なければ脳への刺激も少ないため吸収力も低く、また日常生活において

使用する言葉は限られているので、語彙も増えないため話始めるまでに

時間がかかります。

しかし、歌や読み聞かせをすることで日常使用しない言葉を豊富に聞くことで

脳への刺激はもちろんたくさんの新しい語彙を覚えていきます。

言葉を話し始めは、最初は1こと2ことですが、話始めると一気に言葉が

溢れ出します。

まるで、お風呂の水が溢れ出すかのように・・・

生まれてすくに、歌や読み聞かせを始めれば早い時期に言葉を

話すようになります。

動画育児の怖いリスク

ご飯の支度する間など、少し手が離せない時や子供の機嫌が悪い時

子供にYou tubeを見せてるお母さんが多いようです。

動画を見せていると子供が大人しくしてくれるからですが

この行為には怖いリスクがあることをご存知ですか?

小さい時に動画を見せられていた子供は、入園後に言葉の発達が遅いことで

先生とのコミュニケーションができないので、親子一緒に登園して1日一緒に

過ごすことを求められたり、それでも改善できない場合は、転園を求められるようです。

また、就学時検診時にも同様なことを言われ支援学級や支援学校への入学を

検討するよう勧められます。

健康な状態で生まれたのに、どうして言葉の発達が遅くなったのでしょう?

言葉の発達が遅いと言われたお母さん方は、原因がわからないため

「きっと個人差だからそのうち話せるようになる。」と軽く受け止めるようです。

そんなお母さんに「動画を見せていませんでしたか?」と尋ねると

ほぼ100%のお母さんが「夕飯作る時、毎日見せてました。大人しく見ててくれるので・・・」

のような答えが返ってきます。

今の時代、1人1台のスマホや動画も見放題!

とても便利になった一方で、子育てにおいてのリスクを考えたことありますか?

しっかり者のお母さんなら「ちゃんとググって調べてました。」という方もいるでしょう。

しかし、その情報正しいですか?信用できますか?

便利な物ほど、多くの人が利用しているためリスクを発表しようものなら

大きな損害となるため、公表されないことの方が多いのです。

 

脳科学の研究で有名な東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授の著書

「子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました」にエビデンスとして書かれています。

子供たちにとって良いこと

  • 読み聞かせは、子供の感情や記憶に関わる脳の部分を刺激する
  • 読み聞かせのような言葉に関する親子コミュニケーションが、子供の言語発達において
    大いに関係する
  • 読書習慣は、発語と言葉理解に関わる場所を繋ぐ配線の情報伝達をよくする

子供たちにとって良くないこと

  • 子供のテレビ視聴時間の長さと言語能力の低さに関連がある
  • 子供がゲームで長時間遊ぶ傾向と言語能力の低さに関連がある
  • インターネットの頻繁な利用は、子供たちの言語能力の発達に悪影響がある

 

まとめ

知らないことを調べる時、子供が泣き止まない時スマホ1台あれば便利な時代になりました。

しかし、便利さだけでなくリスクもキチンと知った上で利用しないと

取返しのできないことになり、後悔することになります。

動画三昧の便利で楽な子育てのリスクは、言葉を司る脳の発達の遅れに繋がり

その遅れはもとに戻ることはないということです。

 

 

 

 

 

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