コロナ後明らかになる学力格差!子供ができないことを知りつつも放置していた現状と対策とは?

コロナ後、学力格差、脳 子育て
コロナ後、学力格差、脳の発達

学校でのマスクの着用が、無くなりコロナ前の状態に戻りつつあります。

コロナ禍で学校が休校になり、休校中の学校のインターネット普及やや親の対応格差などにより

子供の学力に差がついているのを、薄々感じながらもついに現実に直面する時がきたようです。

先日、小学2年生を連れてお母さまが来られました。

小学2年生なのに、スラスラ読めない、ひらがなカタカナ漢字が書けない、数字の書き、

足し算引き算も怪しい感じでした。

舌に小さな幼児さんを抱え、親として関わったものの限界だったようです。

このような子供がこれから増えていくのは、間違いないでしょう。

学校は、このような子供全員をサポートできるのか疑問です。

まず、このような子供はどのようにしたら伸ばしていけるのかを考えてみたいと思います。

1歳半で読み聞かせを辞めた親

0~2歳児に読み聞かせをしても、無駄だと思っている人がいますがそれは大きな間違いです。

この子供のお母さんが1歳半で読み聞かせを辞めた理由が

「興味がなさそうで聞いてないし・・・」でした。

乳幼児への読み聞かせは、本の内容を理解させることが目的ではありません。

幼児の脳は、3歳までに大きく発達し6歳でほぼ80%が出来上がると言われています。

急激に発達する時期に出来るだけ良い働きかけをして、しっかり刺激を与えると

成長しようとする細胞がさらに活発に活動し、子供の素質そのものを高めていくことができます。

しかし、この時期を逃すと「使われなくなった能力はどんどん低下する」ということになります。

3歳までに成長する60%の部分は、特に言葉に敏感に反応する部分でこの時期に充分な

語りかけがされていないと、後々思考力の発達に大きな影響があります。

1歳半で読み聞かせを辞めたお母さん、もちろん下の3歳の絶賛イヤイヤ期の子供にも

読み聞かせをしていなかったので、子育てでも苦労していました。

言葉が使えない、本能のままに行動する3歳児の子育ては、さぞかし大変だと思います。

私は、お母さんに下のお子さんも一緒に読み聞かせを始めることを勧めました。

読み聞かせをするのに、遅いということはありません。

読み聞かせをすることで、脳を刺激し吸収力のある脳になり

学習したことが、記憶しやすくなります。

数感をつける

この小学2年生の子供は、時計も読めませんでした。

子供が一番身近な数字といえば、時間ですね。

時計が読めるようになると、身体で時間の感覚を持つことができます。

時計を読めるようにする場合、用意する時計はアナログの時計です。

デジタルの数字だけを表示したものでは、意味がありません。

短い針と長い針、長い針が一回りするとどうなるのか、〇時〇〇分まで読めるためには

1~60まで数字が書いてある時計を用意してあげると、良いでしょう。

そして、スラスラ時刻が読めるようになったら

「10分後は?25分前は?」と応用させてみましょう。

時計は、5の倍数、カレンダーは7の倍数になるので活用して数感を高めて上げましょう!

まとめ

「子供の学力が落ちているかも・・・」と感じたらそのままにせず早めの対処をすれば

格差を縮めることが可能です。

小学4年生からは、学習する内容や授業時間も増え学力格差が大きく広がります。

日頃、学校の宿題がスラスラできているかを確認するなど様子を見てあげて下さいね。

 

 

 

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