乳幼児の働きかけというと、歌や読み聞かせによるインプットが知られています。
基本的には、歌と読み聞かせです。
でも、日常の中で工夫をしていろいろな形で語彙力や数などのインプットをすることができます。
そんな工夫を紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
日常生活の中での工夫
生活の中には、家にあるもので遊ぶことができます。
例えば、
お風呂にいろんな大きさのペットボトルと計量カップを用意して
何杯でいっぱいになるか!
デジタルの測りで、自分のおもちゃをいろいろ載せて、100gチャレンジしてみるとか
(最後の微調整は、1円玉で!)
広告を切って、お店ごっこをしたり
お母さんの工夫次第で遊ぶことができます。
積極的に、鉛筆や箸を使わせる
- 食事には、必ず箸を使わせる。(スプーンを使わせない。)
- 鉛筆やクレヨンを使わせる(絵を描く、文字、数字を書く、迷路遊び)
指先を使う「お手伝い」をさせる
- ボタン、チャック、靴の紐結びも自分でさせる。
- はさみ、ドライバーなどの道具を使わせる。
- さやえんどうの筋とり、みかんの皮むき、キャップのねじり等のお手伝いをさせる。
- その他、草むしり、肩もみ、洗濯ばさみを使わせるなど・・・
指先を使う「おもちゃ」を与え「手遊び」させる
折り紙、紙飛行機、あやとり、積み木、おはじき、ビー玉、ジグソーパズル、はめ絵、パズル
ダイヤブロック、レゴ、プラレール、プラモデル、ビーズ、編み物、コマ回し、ちぎり絵、きり絵、楽器を弾く、シール貼り、マジックテープ剥がし、エアーキャップ潰し、スタンプ押しなど
アウトプットを求めない
子供にインプットしている時は、どれぐらい覚えたか知りたくて
子供に質問をしたりするお母さんがいますが、子供から言いだすまでインプットしたことを
確認しないでくださいね。
これをしてしまうと、折角子供が楽しく遊びながら学んでいるのに、
プレッシャーになって、「また質問されるのかな?」と身構えてしまいます。
何度も、同じ遊びをしていると子供の方から教えてくれるようになります。
そんな子供の様子を見て、理解してるんだなと感じてくださいね。
親子で楽しくが基本
はさみやドライバーなどの道具で遊ぶ時は、目を離さずに見ててあげてくださいね。
また、少しの切り傷などはこれも経験です。
「痛い」という思いをするから「気をつけよう」と思うのです。
親が「危ない」と言ってもなかなか子供は理解できません。
はさみも、練習しないとまっすぐには切れないし、のりも自分の指でつける作業をして
初めて「のりはベトベトするもの」が理解できるのです。
そんな体験を、お母さんやお父さんと一緒に楽しく作業をすることで
上手に使えるようになります。
まとめ
ある女の子は、水道やガスメーターが大好きでした。
数字が少しずつ動いていくのが面白くてずっとみていました。
また洗濯ばさみも子供にとっては、力の加減が難しいようで
子供にとっては、よいおもちゃになります。
子供の指は、使えば使うほど器用になります。
穴に紐を通す作業など、入園テストにしている私立の幼稚園もあります。
家の中の物を工夫しながら、子供への働きかけ時間を楽しいものにしてくださいね。
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