読み聞かせは、赤ちゃんが生まれてから始めると思われてますが
理想的なのは、妊娠中からです。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でお母さんの声を聞いています。
お母さんの声を音として、赤ちゃんの脳へ優しく刺激して
発達を促すことになるのです。
お腹の中の赤ちゃんには、どんな本を選べばいいの?
最初は、お母さんが子供の頃読んでもらった本やお気に入りの絵本が
お勧めですね。
心が温まる内容の絵本、絵を見るだけで優しい気持ちになる絵本。
絵だけの本の時は、どんな絵なのか(形、色など)を詳しく教えてあげてください。
もちろん、お母さんが読みたい小説や詩集でも構いませんが
お母さんが倖せな気持ちになれる本が良いでしょう。
お母さんの感情は、胎児にも伝わります。
読む時は、お母さんの優しい声でゆっくりはっきりと
幼児言葉は使わず文字通りに読んであげてください。
語りかける時も同じです。
妊娠7ヶ月の終わり頃には、胎児は周りの人の声を聞き分け
特にお母さんの声には、敏感に反応するようになります。
読む本によって、胎児の反応が違ったりするので
読み聞かせが、さらに楽しくなってきますよ。
記録は、した方がいいの?
記録は、必ずして下さい。
私は、記録するのが、面倒で記録しないでいて
後でとても後悔をしました。
本の題名、読んだ回数、同じ本を2回読んだら2冊として数えて
1ヶ月ごとに合計を出して、累計してください。
「歌 200! 読み聞かせ 1万!賢い子!」
という標語が、公文にあります。
この標語は、優秀児をもつお母さんに子供への働きかけについて
アンケートをした結果から生まれた標語です。
お母さんたち全員が、働きかけをしていたのが
歌と読み聞かせでした!
働きかけをしてもらった子供は、
歌200覚え、読み聞かせも最低1万回以上してもらっていたのです。
歌200覚えないと、読み聞かせ1万回しないと優秀にならない
という意味ではありません。
回数を重ねて目標に向かっていく過程でも、子供は変わってきます。
その変化を知るためにも、記録は必要なのです。
冊数とその時の胎児の反応を、記録しながら
胎児の反応の良い歌や本を意識して歌ったり読み聞かせを
多く繰り返し聞かせておくと、生後泣いた時に聞かせると
泣き止むかもしれませんよ。
幼児さんが、初めて聞く曲に
「わたし、この曲知ってる。」と言った曲は
お母さんが妊娠中に繰り返し聞いていた曲だったそうです。
記録するのは、少し手間ですが生まれてから読み聞かせをした時に
お腹の中で聞いた本とそうでない本との、子供の反応の違いがわかるのも
とても楽しいです。
また、読み聞かせすること自体は難しくありませんが、コツコツと
毎日続ける根気が、必要な作業です。
お母さんが楽しく続けるためには、何冊読んだのか目で分かる形(記録すること)
にすることで、励みにもなり続けやすくなります。
子供が生まれてからも、記録は続けて下さい。
読み聞かせの記録は、成長を記録したもう一つの母子手帳となります。
子供が興味を持った本の変化などがわかり、後で読み返すと
心の成長がわかります。
大人になった時、見せてあげるとお腹の中にいた時からお母さんの
愛情に包まれていたことが、伝わるでしょう。
「今日は、どんな反応をするかな?」と
ワクワクしながら読み聞かせをすることによって
お母さんの愛情が胎児へと伝わっていくのです。
まとめ
「読み聞かせ」の効果について、お話してきました。
その効果は、子供が成長するとともに
「Big present!」となって、返ってきます。
その凄さに私自身驚きました!
まだまだ、お話は続きます。続きは、次のブログで・・・
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