「ワンオペ育児」って何?ワンオペ育児になる4つの条件・育児ストレスを乗り越えるポイントとは?

ワンオペ育児、負担、ストレス解消 子育て
ワンオペ育児、負担、ストレス解消

「ワンオペ育児」という言葉をよく耳にしますが、どういう育児のことでしょうか?

さまざまな理由でワンオペ育児にならざるおえないようですが、ワンオペ育児による条件と

ストレスを上手く乗り越えるポイントについて調べてみました。

ワンオペ育児って?

「ワンオペ育児」とは、母親が主に1人で育児している状態のことです。

ワンオペは「ワンオペレーション」の略です。

ワンオペという言葉は、飲食店などの過酷な労働を取り上げる時に元々使われていて、

その影響を受けて「ワンオペ育児」という言葉が生まれたのです。

たくさんの女性がワンオペ育児に悩んでいます。

今では共働きの家庭が増えたことにより「男性も家事や育児をするべき」という意見が

増えてはいますが、まだまだ現状は女性の負担が大きいのです。

ワンオペ育児による疲労感と孤立感

「ワンオペ育児」は体力的・精神的にも追い詰められる人が多いです。

日中の育児・家事で疲労し、夜は夜間授乳や夜泣きで慢性的な睡眠不足になり

疲れが取れにくくなる状態になります。

体調が悪くて横になりたいと思っても、離乳食やオムツ替えや抱っこなどで

休む時間がありません。

周りに子育ての不安や悩みを相談したり話せる相手がいないと孤独を感じ、

育児ストレスから育児ノイローゼや産後うつになる可能性もあります。

共働き夫婦でも専業主婦でもそれぞれに違った子育て苦労があります。

専業主婦は、外の世界との繋がりがない分、孤立感や育児の不安になりがちです。

共働きの場合は、育児と仕事との両立に悩む人も多く、朝や帰宅後の育児をひとりで

育児を担うとなると、心身の負担がかなり大きくなります。

ワンオペ育児になる4つの条件

パートナーの協力が得られない

ワンオペ育児になる原因として、日本の労働時間の長さに関係があります。

「お父さんは、早朝出勤し子どもの寝かしつけが終わってから帰宅」というパターンも多く、

この場合は、夫婦2人いても必然的にワンオペ育児となります。

また、育児や家事は女性がするものという日本古来からの考えからパートナーが

非協力的な場合もあるでしょう。

妻が、専業主婦だた「やって当たり前」という風潮が未だ残っていて、

夫に育児参加できる環境があってもワンオペ育児状態となっています。

パートナーが不在

別居や単身赴任などでパートナーが不在である場合にも、必然的にワンオペ育児となって

しまいます。

単身赴任先に、一緒に引っ越しする場合もありますが、期間や場所などの問題で

難しいケースもあります。

こんな時は、休日・平日に関係なく家事育児を常に一人で担わなければならず、

心身ともに負担が大きくなっています。

シングル家族

シングル家族の場合、常にワンオペ育児をしながら仕事をしています。

常にワンオペ育児をしながら仕事をしている人は、無理をしすぎないことが大切になります。

適度に手を抜きながら家事・育児に取り組むことがポイントです。

パートナーがいないという不安や金銭面でのプレッシャーなどがシングル家族の悩みでもあります。

時にはベビーシッターなどを利用し、育児や家事から離れる時間を確保するようにしましょう。

 

近くに頼れる人がいない

自分の母親が近くに住んでいないなど、近くに頼れる人がいない時も

ワンオペ育児となりやすいです。

昔は、2世代や3世代で暮らす家庭がほとんどで、女性が家の中に多くいたので

1人あたりの育児や家事の負担が小さかったのです。

しかし、今は核家族化が進み育児や家事を妻1人でせざるおえない状態です。

その結果、パートナーやパートナーの会社から理解が得られなくて、

ワンオペ育児に苦しむ女性が増加しています。

ワンオペ育児を上手く乗り越えるポイント

家事の手をぬく

ワンオペ育児の負担を軽くするためには、1日の負担の量を減らすことがポイントです。

  • 洗濯物は、乾燥機を利用する
  • お風呂掃除は、流すだけのスプレーを使って、こすり洗いの頻度を減らす
  • 食事は、レトルト食品やお惣菜を活用する
  • 食器洗い乾燥機などの時短家電を取り入れる

「毎日、絶対にやらなければ困る」という家事は殆どありません。

完璧にこなそうと思わずに、上手に手を抜いて気持ちに余裕を持つことを心がけてくださいね。

パートナーの協力

パートナーに家事育児の負担が偏っていることを伝え、協力が得られるように

働きかけるのも有効です。

平日、仕事の都合で難しい場合は、休みの日に育児をお願いしてみましょう。

パートナーの協力を得られると、負担が減り、「自分だけが家事育児をしている」という

孤独感や苛立ち、精神的負担から解放されます。

育児の悩みも、共有しやすくなります。

ベビーシッターなどのサービスを利用する

パートナーの協力を得るのが難しい時は、家事代行サービスやベビーシッターなどを

利用するのもいいですね。

自分で家事をこなせないことや子どもを預けることに罪悪感を感じる人もいますが、

要領よく他人の手を借りることは決して悪いことではありません。

ワンオペ育児で精神的に追い詰められるより、家事代行サービスやベビーシッターを

頼んで子供と笑顔で過ごすほうが、充実した毎日を送れます。

でも家事代行などのサービスの料金は決して安くないので頻繁に利用するのは

難しいかもしれませんが、自分へのご褒美として上手に利用しましょう。

積極的に交流の場に参加

育児に関する悩みや不安を話せる相手がいるだけで、かなりストレスが緩和されます。

公園で子供たちが遊んでいるのを機会にママ友になったり、

子育て支援センターの集まりに参加したりするのもよいかもしれません。。

ワンオペ育児の孤独感をひとりで抱え込まずに、交流の場に積極的に参加してみてください。

まとめ

ワンオペ育児は、疲労感や孤立感が強く、ひとりで抱え込むと心身ともに追い詰められ

育児ノイローゼになるお母さんもいます。

家事の量を減らしたり、ベビーシッターやパートナーの手を借りるなどしながら、

少しでも負担を軽くしましょう。

また、交流の場に参加して悩みや不安をを共有できる相手を見つけるのもお勧めです。

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