藤井聡太棋士の人気は、凄いですね。
人気の秘密は、何でしょう?
対戦中の集中力、会見時の落ち着いた態度と語彙力。
子供を持つお母さん方は、
「どしたら、あんなふうに育てることができるのかしら?」と
思っているのではないでしょうか。
藤井聡太さんが受けたモンテッソーリ教育を取り入れてる幼稚園に、
我が子を入園させるお母さんも増えているようです。
本当に藤井聡太さんに影響を及ぼしたのは、モンテッソーリ教育なのでしょうか?
藤井聡太さんの凄さを知りたくて個性分析してみました!
プロフィール
藤井聡太(ふじい そうた)
2002年7月19日 愛知県瀬戸市生まれ。
5歳の時、母方の祖父母から将棋を教わる。
2016年、14歳2ヶ月最年少で四段昇格。
趣味は、詰め将棋。好物は、ラーメンなどの麺類。
身長169センチ。血液型 A型。
両親と4学年上の兄。
名古屋大学教育学部付属高等学校在学中。
個性分析
個性
- 思っていることをじっくり考えることができる。
- 納得した上で行動する。
- 自分のペースで上手に事を進めることができる。
- 決めたことは、必ずやりとげる意識をもっている。
- 自己管理力があり、人にも自分にも厳しい。
- ひとりの時間、自分だけの場所、自分だけのオリジナリティーにこだわる。
- 多くの人に親しみをもたれる気質をもつ。
- 明るく物腰が柔らかだが、どことなく大物感が漂う雰囲気をもっている。
- いつもル-ルに沿って物事を決める。
- 気が小さいように見えるが、頑固で負けず嫌い。
- 態度に表裏がなく、融通が利かないところもある。。
- 生まれつき強運に恵まれ、自分の力で成功を収めるタイプ。
- 技術的や専門的な知識を生かした仕事で才能が発揮される。
能力
第一能力 吸収力
見たものや聞いたものを必要なポイントを理解することができる。
第二能力 包容力
人間関係を引き上げ、リ-ダシップをとることができる。
応用力、計数力も持っています。
本好き!
藤井聡太さんのお父さんが、「どんなお子さんでしたか?」とインタビューされていた時
「本が好きでした。」と答えています。
これは、とても重要なポイントです。
藤井聡太さんは、乳幼児期たくさんの読み聞かせを
ご両親からしてもらっているはずです。
読んでもらった内容を、抜群の吸収力で吸収していったに違いありません。
読み聞かせをしてもらっていない子は、本好きにはなりません。
本を読むことの楽しさを知っているので
自分から、本を手に取る子供になり、本好きになったのです。
本から得た語彙力は、藤井聡太さんが会見で話す言葉をみると明らかです。
聡太さんの年齢で、難しい言葉が自然に出てくるのは、
脳の中にある膨大な知識が基になっているからです。
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育とは、子供がもつ「自己教育力」を最大限に発揮させる環境や
教具を用いて、生涯学び続ける自立した人間を育てる教育法です。
背景
1907年、マリア・モンテッソ-リが考案した感化教育法。
知的障害児へ感覚教育法を施し、知的水準を上げる効果を見つけた。
貧困の健常児を対象とした保育施設で教育法を完成させた。
100年以上の歴史をもち、大脳生理学、心理学、教育学の観点から
教育法の確かさが証明されている。
目的
モンテッソーリ教育の最終的な目的は、
「自立し、有能で責任感と他人への思いやりがあり、
生涯学び続ける姿勢をもつ人間を育てること。」
本来、子供には自己教育力があり、大人は手本や方法を教えるだけと考えている。
内容
教育内容で重要な要素が敏感期とお仕事。
この二つを組み合わせて教育法を完成させている。
言語・秩序・感覚・運動・数・文化という6つの発達段階「敏感期」と
年齢の合わせた「お仕事」(モンテッソーリ教育活動)
「お仕事」には
前期0~3歳(吸収する精神)の時期と
後期3~6歳「意識の芽生え)に時期に合わせて活動が行われる。
メリットとデメリット
メリット
- 個性が伸ばせる
- 自主性と積極性が身につく
- 集中力がつく
- 世代関係なくコミュニケーションがとれる
- 社会性が身につく
- 器用になる
- 情緒が安定する
デメリット
- 協調性に欠ける
- 運動不足になる
- 元気な子には向かない
まとめ
乳幼児期のご両親による読み聞かせという働きかけで、吸収力という能力が活性化された。
本が好きだったことで、内容を細かく記憶し、集中力も自然と身についたのだと思います。
一人でじっくり考えることが好きだった藤井聡太さんにとって、祖父母が教えてくれた将棋は、
とても楽しい世界だったのでしょう。。
モンテッソーリ教育がたまたま個性に合っただけで、その教育の影響で身についたものではない。
近所に、モンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園があります。
その園の幼児さんたちを長年指導しましたが、
教育法の影響を受け、感動するような子に出会っていないので効果はわかりません。
入園する前のご家庭での働きかけが、どんなものだったのかが
大きく影響すると思います。
モンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園に通った子供が
「入学後、チャイムが鳴っても席に着くことができない!」
「授業中、歩き回っていて聞いていない!」
という話を聞きます。
初めての授業参観で、我が子が歩き回っている姿を見たお母さんが
先生に「席に座るように言って下さい!」とお願いしたら
「注意して、学校嫌いになり登校拒否になるよりは
歩き回っていても、いつかは座れるようになります。」
と言われたそうです。
いろんな教育法があります。
教育法自体は、子供にとって良かれと思って考えられたものだと思います。
教育法に沿った育て方もありますが、お両親が、
「どんな力を我が子につけたいのか。」
「どんな子になって欲しいのか。」
を考え、子供の個性をきちんと知り、子供の個性を伸ばす子育てが大切なのかもしれませんね。
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