2021年「辛丑(かのとうし)」干支の特徴と由来、「丑年」はどんな年?「丑年」の人の特徴と性格

生活

2020年も残すところあと一か月ですね。そろそろ来年の干支が気になりますね。

2021年の干支は「辛丑(かのとうし)」です。

今年は、コロナで大変な年となりました。

来年は、どんな年になるのかを干支の由来や特徴から見てみたいと思います。

  1. 干支とは?
  2. 十二支の由来
  3. 十二支の特徴と意味
  4. ネズミは子供を多く産むので、『子孫繁栄』の象徴。 七福神に含まれる大黒天の遣いともいわれていて、豊かな実りや財力のシンボル。 また、行動力もネズミの特徴です。
  5. 牛の特徴は、『粘り強さと誠実』。古くから農業や酪農で人々を助けてきた生き物で、 大変な農作業も最後まで地道ながらも手伝ったことから 誠実や粘り強さが特徴とされました。
  6. 虎は、毛皮の模様から前身が夜空に輝く星と考えられていた。『決断力と才知』の象徴で、縁起物。
  7. ウサギは、穏やかな存在であることから『飛躍』や『家内安全』などを表し、温厚かつ従順が特徴で、新しいことを始める上で最適な年。
  8. 龍は幻の存在とされる生き物。『権力者』の象徴『正義感と信用』という意味があり、一家に辰年生まれの人が3代いると家系が途絶えることがないという迷信もある。
  9. 蛇は、脱皮をするので『死と再生』のシンボル。 執念深いという特徴もある。蛇柄の財布は金運が上昇するとも言われ、数多くの商品が販売されている。
  10. 馬は人間の生活に昔から欠かせない存在。陽気で派手好きな特徴があり、人から好かれていたので『豊作』や『健康』の意味が込められている。
  11. 羊は、群れで行動するので家族安泰の意味が込められている。 穏やかで人情に厚い特徴があって、未年は穏やかな1年を過ごせるという迷信もある。
  12. 山神の遣いともされている猿。『器用』で『臨機応変』という特徴を持ち、日本では「厄が去る」といったことにかけている。
  13. 派手な見た目で人々を呼び込むことから商売繁盛』のシンボル。 干支の場合は鶏を表している。
  14. 古くから人間と関わってきた生き物で。人間の守り神としての一面もあり勤勉で努力家という意味をから、『忠誠心』や『安全安心』が特徴とされている。
  15. 『無病』のシンボルという意味がある猪。猪の肉を食べると万病を防ぐ効果が期待できるともいわれている。
  16. 「丑」とは?
    1. 「丑」の意味
    2. 2021年は辛丑(かのとうし)
  17. 丑年の人の特徴と性格
    1. 頑固でマイペースな努力家
  18. 丑年ってどんな年?
    1. 良い事の前触れの年?
  19. まとめ

干支とは?

干支    甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)
・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)

十二支   子(ね)・丑(うち)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)
・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

「十干」と「十二支」の「干」と「支」を組み合わせたものです。

十二支についてはよく知られていますが、「十干」はご存知ない方も多いのではないでしょうか。

「十干」は甲、乙、丙、丁…と日を順に10日ごとのまとまりで数えるための呼び名でした。

最初の10日を、「上旬」、次の10日を「中旬」、最後の10日を「下旬」で
1ヶ月になるとして広く使われました。

古代中国では、万物はすべて「陽」と「陰」に分けられる「陰陽説(いんようせつ)」と
すべて「水」、「土」、「木」、「火」、「金」の5つの要素からなる「五行説(ごぎょうせつ)」という思想がありました。
これらを「陰陽五行説」と言って、やがて「十干」に陰陽五行説当てはめるようになりました。
十二支は、12種の動物を当てはめ、12か月の順を表す呼び名になりました。

「干支」は「十二支」と「十干」が組み合わせが60通り、つまり60年で一巡します。
これは、毎年生まれてから還暦まで干支が異なるということです。

十二支の由来

十二支の由来は、元旦に動物たちが神様の元へあいさつに訪れた順番であるとされています。

ある年末、動物たちに対して神様が
「元旦、私ところへ訪れた1番から12番目までの動物を順番でその年の大将にするしよう」と
言いました。

すると、足がのろい牛は1番になるために早く出発し、1番でゴールした思ったのですが
実はゴール寸前で、牛の背中に乗ってきたネズミが先にゴールして、1番を奪われてしまいました。そのため、ネズミが1番牛は2番になったのです。
この時、ネズミの意地悪によって12番目に猫は入れませんでした。
猫をネズミを恨んで追いかけるようになったのでは・・・

あくまでも後年に、作られた物語で、本当の理由は定かではありません。

十二支の特徴と意味

ネズミは子供を多く産むので、『子孫繁栄』の象徴。 七福神に含まれる大黒天の遣いともいわれていて、豊かな実りや財力のシンボル。 また、行動力もネズミの特徴です。

牛の特徴は、『粘り強さと誠実』。古くから農業や酪農で人々を助けてきた生き物で、 大変な農作業も最後まで地道ながらも手伝ったことから 誠実や粘り強さが特徴とされました。

虎は、毛皮の模様から前身が夜空に輝く星と考えられていた。『決断力と才知』の象徴で、縁起物。

ウサギは、穏やかな存在であることから『飛躍』や『家内安全』などを表し、温厚かつ従順が特徴で、新しいことを始める上で最適な年。

龍は幻の存在とされる生き物。『権力者』の象徴『正義感と信用』という意味があり、一家に辰年生まれの人が3代いると家系が途絶えることがないという迷信もある。

蛇は、脱皮をするので『死と再生』のシンボル。 執念深いという特徴もある。蛇柄の財布は金運が上昇するとも言われ、数多くの商品が販売されている。

馬は人間の生活に昔から欠かせない存在。陽気で派手好きな特徴があり、人から好かれていたので『豊作』や『健康』の意味が込められている。

羊は、群れで行動するので家族安泰の意味が込められている。 穏やかで人情に厚い特徴があって、未年は穏やかな1年を過ごせるという迷信もある。

山神の遣いともされている猿。『器用』で『臨機応変』という特徴を持ち、日本では「厄が去る」といったことにかけている。

派手な見た目で人々を呼び込むことから商売繁盛』のシンボル。 干支の場合は鶏を表している。

古くから人間と関わってきた生き物で。人間の守り神としての一面もあり勤勉で努力家という意味をから、『忠誠心』や『安全安心』が特徴とされている。

『無病』のシンボルという意味がある猪。猪の肉を食べると万病を防ぐ効果が期待できるともいわれている。

「丑」とは?

「丑」の意味

丑(うし)は十二支の一つで2番目に数えられています。
西暦を12で割って、5余る年が「丑年」となります。
他に、「丑の刻参り」「土用の丑の日」の言葉のように方位、時刻、日、月、年など
にあてられています。

丑の月は、旧暦12月(現代ならおおむね1月)、丑の刻は、午前1時~3時、丑の方位は、
北北東(北基準右廻り30度の方位)にあたります。

怪談話で「丑三つ時」というのは、丑の刻にあたる2時間を4つに分割した3番目にあたる時刻
午前2時~2時30分までの間のことです。

2021年は辛丑(かのとうし)

十干十二支の組み合わせによると2021年は「辛丑(かのとうし)」。
古文書などでは、十干十二支と元号で年号が表されているものもあって、それに倣えば
「令和三年辛丑」ということになります。

丑年の人の特徴と性格

頑固でマイペースな努力家

丑年生まれの人は、「努力家でマイペース」とよくいわれます。
じっくりと何事も考えて、納得しないと動き出しませんが一度意思が決まると
他人の意見に惑わされずに自分のペースで突き進みます。
頭の回転が良く温厚な性格、面倒見の良いので、リーダーとして頼られます。

コツコツと努力を惜しまず我が道を進む丑年生まれの人は、頑固で意地っ張りなところもあります。本人が納得をして行っていることに関しては、他人の助言に耳を貸しません。
それで、他人より回り道の生き方をする傾向があります。
良い結果になればよいですが、悪い結果になったとしてもそれを認めません。

粘り強く我慢強い人が多いですが、いったん我慢の限界に達すると突然怒りだし
全て出し尽くすまで止まらないです。日頃は温和なので、周囲は大変驚いてしまうでしょう。
でも大喧嘩になることはあまりありません。

丑年ってどんな年?

良い事の前触れの年?

古くから農業や酪農で人間を助けてくれた大切な牛。最後まで大変な農作業を手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「我慢(耐える)」、「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような
年になると言われています。

まとめ

十二支の2番目で、芽吹きを迎えようとする丑年。

過去には、コンビニエンスストアチェーン1号店出店、ハイブリッド車のデビュー、自民党から民主党への政権交代、人類初の宇宙飛行など革新的な出来事もありました。

丑年の2021年はどんな年になるでしょうか。

世界中が新型コロナウイルス・パンデミックによって多くの困難に見舞われた2020年。
2021年は、コロナを克服し、その中からいろいろなイノベーションが生まれて希望に満ちた年になることを祈ります。

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