歌が我が子の頭を賢くする!歌を聞かせる意味と効果的な歌の活用法

子育て
賢い子 歌 読み聞かせ

賢い子 歌 読み聞かせ

誰にでも、いつからでもできる我が子へのインプット!

言葉の世界を広げるのに最も効果のあるものが「童謡」です。

歌は、言葉にリズムがありとても覚えやすく、乳幼児の知的な刺激として最適なのです。

歌詞を覚えた言葉が次々と蓄積され、やがてその言葉を使って自分の気持ちや

思うことを表現できるようになる素地も身につき情緒も安定してきます。

より多くの歌を覚えることで、言葉の数増やした子供は、本を読む手がかりとしての言葉が

豊富なため高度な読書力を身につけて賢くなっていきます。

歌は、リズムやメロディーがあるから覚えやすい!

出産3ヶ月前から童謡を聞かせ始め、生まれてからも毎日歌を聞かせていくと、ほとんどの子供が
生後1ヶ月以に歌を聞き分けられるようになり、生後2ヶ月なると、個人差はありますが
5曲ほど覚え好きな歌には手足をバタバタさせたり全身でリズムをとったりして喜びの反応を示すようになります。
生後3ヶ月半ぐらいになると、26曲ぐらいの曲が聞き分けられるようになり
1歳ぐらいで300曲以上の曲を繰り返し聞いていることになります。

生まれる前から聞いているからといってすぐに歌を歌いだしたり、言葉を発したり
するようになるわけではありません。

お母さんが頻繁に歌いかけたりCDを聞かせたりすることで、子供は必ず注意を集中します。
歌によって子供の好奇心が呼び起され、歌詞によって脳への刺激が繰り返され、脳神経が
作られていくことになります。
お母さんが心を込めて歌ってあげれば、母と子の愛情のきずなも強くなります。

子守歌や童謡は、小さい子供に親しみやすくリズムやメロディーがあるので歌詞も
覚えやすいのです。そのうえ歌詞は、きちんとした日本語の文章になっているので
言葉の使い方も子供にインプットしていることになります。

人間には、リズムをともなった言葉は覚えやすいようです。
和歌や俳句が覚えやすいことや、昔話を語る「語り部」の人も、リズムをつけて
覚えるから長い物語も記憶できるのです。

歌は、誰にでもできる手軽な能力開発法

優秀児を持つお母さんに小さい頃に行ったインプットについて聞いてみると
胎児期から歌を聞かせたり、声かけをしていました。生まれてからも子供がまだ
話せなくても、書けなくても歌を歌いかけたり語りかけたりして0歳、1歳から
知的刺激を与えてきています。

3歳頃までには、少しは字も書けるようになり読む力は、もっと育っていて
小学1年生程度の本はひとりでも読めるようになっています。

3歳までは、お母さんが誰でもできる歌を聞かせるというインプットを続けたことが
能力開発に繋がっていったのです。

誰にでもできる家庭での歌の聞かせ方

歌が下手でも大丈夫

「歌を歌って聞かせる」というと「私は、歌が下手だから」とか「音痴だから」
と心配するお母さんがいますが、そんな心配はいらないです。
お母さんが多少音痴でも、生活の中にはテレビやラジオなどのオーディオから流れる
正しい音声がたくさんあるので、音痴になる可能性はほとんどありません。

親が、多少音程がはずれても一生懸命に心を込めて肉声で歌ってくれるからこそ
子供もじっと耳を傾けて聞こうとするのです。親の愛情も伝わって情緒も安定するのです。

CDだけに任せない

歌を聞かせる場合、CDを流しっぱなしにする方法がとても手軽ですが
家事で手が離せなくて、お母さんが肉声で歌えない時は、とてもよい方法です。

CDを流しっぱなしにして聞かせておくよりは、お母さんが肉声で歌うからこそ
乳幼児がちは、じっと聞こうとするします。
お母さんの声で聞かせる方が効果が高いのです。

子供の目を見つめながら歌う

赤ちゃんは、生まれた直後でも視力が約0.04あり30~40センチの距離なら見えることができます。
歌いかけの時、お母さんが歌ってくれてはいるがあらぬほうを見ていたりきょろきょろと
視線を移しながらであったら、折角歌ってあげている歌に対して子供の興味は薄れてしまいます。

赤ちゃんの目をしっかり見つめて歌うようにすると、子供も必ずお母さんの目に応えてくれる
はずです。お母さんの歌う言葉をしっかりと受け止め、お母さん口の動きをまねて発声しようと
いう意欲も育てることができます。

義務で歌ってはいけない

歌を聞かせることが子供の能力開発になるということで、スパルタ教育ママが知識を詰め込む
ような気持ちで歌いきかせをすると、その心は敏感に子供に伝わるものです。
そうなると、子供にとってお母さんが歌ってくれる歌は楽しいものではなくなり
覚えようとする意欲は薄れてしまいます。

折角、よい刺激を脳に与えて回線を作ろうとしていて歌を聞かせているのに
ちっとも刺激にならず、逆に気持ちを閉ざしてしまいかねません。
下手でも構わないので、心を込めて子供の人格を尊重しながら愛情をもって
真剣に歌い聞かせてあげて下さい。

お父さんも歌いましょう

子守歌や童謡は、お母さんだけのものではありません。
お父さんも、どんどん歌って聞かせてあげて下さい。父親の声を記憶しようとすることは自体も
おおいに子供の脳を刺激します。
家族みんなで歌ったほうが楽しいし、みんなが歌っている歌に子供もきっと興味をもつでしょう。
そして、歌が大好きになってたくさん覚えればそれだけ能力開発が進むことになります。

文字や絵を見せながら歌う

歌を歌うたびにというわけには、いかなくても1日に1~2回は歌い聞かせる歌の関係のある文字や
絵を見せながら歌うと効果的で、文字への好奇心も育てることができます。

文字が書けるなら、歌詞を書かせる

子供が、すでに文字をある程度書けるようならば覚えた歌の歌詞を書かせてみると
国語力の向上にとても繋がります。
歌で覚えていった言葉をさらに確実に身につけるために、とても効果な方法です。

記録をつける

歌い聞かせに限らず、幼児への働きかけでは記録をとるということが最も大切です。
効果的な学習を続けていくためには、子供を上手に褒め、学習の成果を伝えてあげることです。
そのためには、親がまず子供の伸びを正確にとらえて記録しそれまでの働きかけを見直して
いくとよいです。
いつ、何回ぐらい、どんな歌を聞かせたらどんな反応があったのか。どれぐらい覚えたのか。
などを記録をとりながら歌を聞かせてください。

まとめ

赤ちゃんがお腹にいる時から、歌を歌って聞かせたり話かけたりすることで

脳へ刺激を与えることで吸収力抜群の脳へとなっていきます。

歌200覚えるようになった頃には、抜群の記憶力を持つようになっているでしょう。

歌を聞かせるという、誰でもできることですが根気のいる働きかけです。

子供が一生使う脳の器づくりは、3歳までの親の働きかけで作ることができるのです。

今は、スマホを見ながら授乳するお母さんもいるようですが

子供の目を見つめ、声かけながら授乳してあげてくださいね。

 

 

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