子供のレベルにあった本を選ぶには?ジャンルが偏らない読み聞かせをするポイント!

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子供がまだ小さい頃は、絵だけの本から少しずつ文字のある本を

選んでいきますが、読み聞かせが進めていくと

「選んだ本が、子供のレベルにあってるのかな?」

と思い、選ぶ時かなり悩むようになります。

そんな時の解決法をお伝えしますね。

選んだ本が子供のレベルにあっているのかな?

読み聞かせを始めた時期は、文字のない絵本から始め少しずつ文字のある本に
していくのですが、読み進めていくうちに

「子供のレベルにあっているのかな?ジャンルが偏っていないかな?」

と私も不安になりました。

図書館の方に相談してもよいのですが、私が活用したのは、

「くもんのすいせん図書一覧表」です。

この表は、絵だけの本から中学3年生レベルまでの本を年齢別に
いろいろなジャンルの方を取り混ぜてあり、一つのレベルにつき
50冊ずつが、表になっています。

著者や出版社が記載されているので、図書館で本を借りる際、
とても探しやすいです。

この表は、私の息子が幼児の頃、通っていた教室の先生から頂きました。
初めてこの表を見た時は、感動でしたね。

入学前に、読んでおくと良い本やなかなか自分では手に取らないようなジャンルの本まで
含まれていたので、子供が興味を持ったり好きな本以外のジャンルに
興味をもたせる機会にもなりました。

幼児の頃は、浅く広くいろんな知識を伝えてあげて
その知識の中から自分の興味のあるものを、たくさん持って欲しいですね。

読み聞かせの卒業は、いつ?

ほとんどのお母さんが、読み聞かせを辞めてしまのは
ひらがなが読めるようになった頃です。

ひらがなが読めるから、自分で読ませようとするのです。

しかし、文字を1文字ずつ読む状態では読めるとは言いません。

文字の音を発しているだけで、読み終わった時に内容がわからないまま
ただ疲れ、本の楽しさを知る前に「本は、疲れる物」と学んでしまったのです。

文字を見ること、もちろん文章も拒否していた子供がいました。

読み聞かせを熱心にしていたお母さんでしたが、

ひらがなが読めるようになると、自分で読むことを強要したのです。

お母さんは、なぜ自分で読ませようとしたのでしょうか?

字が読めない時は、面倒でも読み聞かせは子供にとって良いことだから
読まざるをえないと思って読んでいたからです。

子供との読み聞かせの時間を楽しんでいなかったのでしょう。

ひとりで読めるようになっても、読み聞かせは続けて下さい。

自分で読むのとお母さんに読んでもらうのでは、楽しさが違うのです。

本の楽しさが分かり始め、興味のある本を自分から手に取るようになっても
子供が選ぶ本は、ジャンルが偏りがちになるので知識を広げるためにも
お母さんが選んだ本の読み聞かせは、必要なのです。

子供は、自分の気に入った本を何回も繰り返し読むことが好きです。

初めて読んだ時よりも2回目、3回目と読むうちに速度も速くなり
しまいには、全部暗記してしまいます。

こうして、暗記力や速読力を身につけていくのです。

あるお母さんが、読み聞かせをしていると子供の目線が
読んでいる箇所よりも先にあることに気がつきました。

お母さんが読む速さよりも、目で読む方が速くなっているのです。

私の息子が小学3年生の時

「今までの読み聞かせの時間を、これからはひとりひとりが自分の本を
読む時間にしたい!」

といきなりの読み聞かせ修了宣言をされました。

息子も読んでもらうより、自分で読んだ方が速くなっていたのでしょう。

それからは、親子それぞれが自分の本を読む時間になり
隣で読んでいる様子を見て、ページをめくる速さに驚いたのを覚えています。

中学生が定期試験で、時間が足らず最後の問題まで解くことができないのは
速読力がないからです。

大きくなってから速く読めるようにするのは、大変なことなのです。
この経験は、多くのお母さんやお父さん方が経験しているようです。

小学3年生以上になってくると、学校の授業も増え、帰宅時間が
遅くなってきます。

部活、習い事、宿題と帰宅後も忙しく時間に追われ
読み聞かせの時間がどんどん減っていきます。

「読んであげたい。」「読んで欲しい。」

と思っていても、時間が減れば冊数も減ってきます。

小学3年生以上の子供を持つお母さん方は、

「乳幼児の頃は、あんなに時間があったのに今はかなり減ってしまった。

読んでとせがまれても早く寝かさなくてはと思うと、なかなか時間が取れない。

もう少し、頑張って読んであげれば良かった!」

と口を揃えておっしゃいます。

小学3年生までに、1万冊達成を目標にして欲しいというのは
こういう理由からなのです。

読み聞かせの卒業時期は、お母さんが決めるものではありません。

また、時期は子供によって異なります。

子供が読んで欲しいと思っている限り、読んであげてくださいね。

まとめ

読み聞かせを、お母さん自身が楽しんで子供に読んで上げているかによって

子供への影響がかなり変わってきます。

読み聞かせは、「しなければいけない!」と義務的に受け止めるのではなく

子供とのコミュニケーションの時間として、楽しんで続けることが大切です・

 

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