童謡入門編
61.うさぎと かめ (言葉の数 40語)
① もし もし かめよ かめさんよ
世界の うちで お前ほど
歩みの のろい ものは ない
どうして そんなに のろいのか
② なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの 小山の ふもとまで
どちらが 先に かけつくか
③ どんなに かめが いそいでも
どうせ 晩まで かかるだろ
ここらで ちょっと ひとやすみ
ぐう ぐう ぐう ぐう
ぐう ぐう ぐう
④ これは 寝すぎた しくじった
ぴょん ぴょん ぴょん ぴょん
ぴょん ぴょん ぴょん
あんまり 遅い うさぎさん
さっきの じまんは どうしたの
ひとことアドバイス・・・有名な昔話が歌になっていますね。
62.ももたろう (言葉の数 37語)
① ももたろさん ももたろさん
おこしに つけた きびだんご
一つ わたしに くださいな
② やりましょう やりましょう
これから 鬼の せいばつに
ついて 行くなら やりましょう
③ 行きましょう 行きましょう
あなたに ついて どこまでも
家来に なって 行きましょう
④ そりゃ 進め そりゃ 進め
一度に せめて せめやぶり
つぶして しまえ 鬼が島
⑤ おもしろい おもしろい
残らず 鬼を せめふせて
ぶんどりものを えんやらや
⑥ ばんばんざい ばんばんざい
おともの 犬や 猿 きじは
いさんで 車を えんやらや
63.浦島太郎 (言葉の数 59語)
① 昔 昔 浦島は
助けた 亀に 連れられて
竜宮城へ 来て みれば
えにも かけない 美しさ
② おとひめさまの ごちそうに
たいや ひらめの 舞踊り
ただ 珍しく おもしろく
月日の たつのも 夢のうち
③ 遊びに あきて 気が ついて
おいとまごいも そこそこに
帰る 途中の 楽しみは
みやげに もらった 玉手箱
④ 帰って みれば こは いかに
もと いた 家も 村も なく
道に ゆきかう 人々は
顔も 知らない ものばかり
⑤ 心細さに ふた とれば
開けて くやしき 玉手箱
中から ぱっと 白けむり
たちまち 太郎は おじいさん
64.笑いかわせみに 話すなよ (言葉の数 20語)
① たぬきのね たぬきのね
ぼうやがね
おなかに しもやけ できたとさ
笑いかわせみに 話すなよ
ケララケラケラ ケケラケラと
うるさいぞ
② きりんのね きりんのね
おばさんがね
おのどに しっぷを してるとさ
笑いかわせみに 話すなよ
ケララケラケラ ケケラケラと
うるさいぞ
③ 象さんのね 象さんのね
おじさんがね
はなかぜ ようじんに つつ はめた
笑いかわせみに 話すなよ
ケララケラケラ ケケラケラと
うるさいぞ
65.やぎさん 郵便 (言葉の数 12語)
① 白やぎさんから お手紙 ついた
黒やぎさんたら 読まずに 食べた
しかたが ないので お手紙 かいた
さっきの 手紙の ご用事 なあに
② 黒やぎさんから お手紙 ついた
白やぎさんたら 読まずに 食べた
しかたが ないので お手紙 かいた
さっきの 手紙の ご用事 なあに
ひとことアドバイス・・・やぎさんは、なぜ食べちゃったのかな。
66.森の くまさん (言葉の数 31語)
① ある 日 森の 中
くまさんに であった
花 さく 森の 道
くまさんに 出会った
② くまさんの 言う ことにゃ
おじょうさん おにげなさい
すたこら さっさっさの さ
すたこら さっさっさの さ
③ ところが くまさんが
あとから ついて 来る
とことこ とっことっこと
とことこ とっことっこと
④ おじょうさん お待ちなさい
ちょっと 落としもの
白い 貝がらの
小さな イヤリング
⑤ あら くまさん ありがとう
おれいに うたいましょう
ラララ ララララ ラ
ラララ ララララ ラ
67.雨降り くまの子 (言葉の数 34語)
① お山に 雨が 降りました
あとから あとから 降って きて
ちょろ ちょろ 小川が できました
② いたずら くまの子 かけて きて
そっと のぞいて 見てました
魚が いるかと 見てました
③ なんにも いないと くまの子は
お水を 一口 のみました
お手手で すくって 飲みました
④ それでも どこかに いるようで
もいちど のぞいて 見てました
魚を まちまち 見てました
⑤ なかなか やまない 雨でした
傘でも かぶって いましょうと
頭に 葉っぱを のせました
ひとことアドバイス・・・歌詞がストーリーになっていてとても楽しいですね
68.とんでった バナナ (言葉の数 71語)
① バナナが 一本 ありました
青い 南の 空の 下
子供が 二人で 取りやっこ
バナナは つるんと 飛んでった
バナナは どこへ 行ったかな
バナナン バナナン バナナ
② 小鳥が 一羽 おりました
やしの 木かげの すの 中で
お空を 見上げた その 時に
バナナが つるんと 飛びこんだ
羽根も ないのに ふんわりこ
バナナン バナナン バナナ
③ きみは いったい 誰なのさ
小鳥が バナナを つつきます
これは たいへん 一大事
バナナが つるんと 逃げ出した
食べられちゃうなんて やなこった
バナナン バナナン バナナ
④ わにが 一匹 おりました
白い しぶきの 砂浜で
踊りを 踊って おりますと
バナナが つるんと 飛んで 来た
お日さま にこにこ いい 天気
バナナン バナナン バナナ
⑤ わにと バナナが 踊ります
ボンボコ つるりん ボン つるりん
あんまり 調子に のりすぎて
バナナは つるんと 飛んでった
バナナは どこへ いったかな
バナナン バナナン バナナ
⑥ お船が いっそう 浮かんでた
おひげ はやした 船長さん
ぐうぐう お昼寝 いい 気持ち
お口を ぽかんと 開けてたら
バナナが すぽんと 飛びこんだ
もぐ もぐ もぐ もぐ
食べちゃった
食べちゃった 食べちゃった
69.そうだったら いいのにな (言葉の数 28語)
① そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
うちの お庭が ジャングルで
小犬の タローが ライオンだ
そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
② ちびっこギャングの おやぶんで
おおきな ゴリラが ようじんぼう
そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
③ サンタクロース つかまえて
うちだけ 毎晩 クリスマス
そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
④ ママが 子供に なっちゃって
私が かわりに お母さん
そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
⑤ 魔法使いと 兄弟で
困った 時は (******)
そうだったら いいのにな
そうだったら いいのにな
ひとことアドバイス・・・(****)のところに楽しい呪文をいれて歌いましょう。
70.大きな 古時計 (言葉の数 38語)
① 大きな のっぽの 古時計
おじいさんの 時計
百年 いつも 動いて いた
ごじまんの 時計さ
おじいさんの 生まれた 朝に
買って きた 時計さ
今は もう 動かない
その 時計
百年 休まずに
チクタク チクタク
おじいさんと いっしょに
チクタク チクタク
今は もう 動かない
その 時計
② なんでも 知ってる 古時計
おじいさんの 時計
きれいな 花嫁 やって 来た
その 日も 動いてた
嬉しい ことも 悲しい ことも
みな 知ってる 時計さ
今は もう 動かない
その 時計
百年 休まずに
チクタク チクタク
おじいさんと いっしょに
チクタク チクタク
今は もう 動かない
その 時計
③ 真夜中に ベルが 鳴った
おじいさんの 時計
お別れの 時が きたのを
みなに 教えたのさ
天国へ のぼる おじいさん
時計とも お別れ
今は もう 動かない
その 時計
百年 休まずに
チクタク チクタク
おじいさんと いっしょに
チクタク チクタク
今は もう 動かない
その 時計
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