今の世の中、1人1台の携帯を持っているのが当たり前になっています。
動画を見せると、赤ちゃんや幼児がすぐに泣き止むので
見せているお母さん多いのではないでしょうか?
毎日、子供の顔を見ているお母さんは、気づきにくいかもしれませんが
顔つきが変わり、携帯を取り上げると泣き暴れるようになって
すぐ切れやすくなります。
動画を見ながら育った子供は、就学時検診時に発達障害として
診断されることが多いことも、わかっています。
脳が発達する時期に、大切なこととは・・・
0歳~2歳の読み聞かせ
0歳の赤ちゃんへの読み聞かせをしながら、赤ちゃんの様子を観察すると
身体を動かしたり、顔の表情などが読む本によって反応が違うのがわかります。
生後1ヶ月の赤ちゃんを持つお母さんから
「本をじっと見つめているかと思ったら、手足をバタバタさせたり
読む本によって反応が違うので、読んでいてとっても楽しいです。
また、反応見たさに本を読むことが増えました。」
読み聞かせをしているお母さんも、読んでもらっている赤ちゃんも
倖せな時間になっているのです。
脳の発達について書かれている本などによると
誕生時の神経回路は、殆ど未熟で良い刺激を与えることで
脳の発達を促進し、3歳前後で80%、6歳前後で90%が完成するそうです。
良い刺激を与えるか、与えないかで神経回路の密度が変わってくるため
乳幼児期の読み聞かせは、とても重要な働きかけになります。
「三つ子の魂百まで」
と言われるように、乳幼児期の子育てはとても大切です。
お母さんが手をかけたら、かけただけの結果が必ず出て
この時期の我が子の接し方は、その子の一生に強く影響を与えています。
「私は、あまり頭が良くなかったので多分我が子も・・・」
と思ってるお母さん方は、とても多いです。
頭の良し悪しは、遺伝でも親の経済力でもありません。
0歳~2歳までの乳幼児期に、お母さんがどれだけ働きかけを
子供にしてあげたかどうかなのです。
「0歳の赤ちゃんなんて、寝てるだけで読み聞かせをしたってわかるわけない!」
と思って何も働きかけをしなかったお母さんが
ある日、発語が遅いことに気がつき、連れて来られます。
連れて来られた時は、もうすぐ3歳。
すでに脳の80%は、出来上がっているわけです。
これから6歳までにお母さんが、どれだけ残り10%を補えるかにかかっています。
コロナが流行り始めて3年目になりますね。
子供の発語が遅く、入園時に話せない子供が増えています。
園の先生は、精神的・身体的に障害があることを疑い
検査をしてくるよう指導しています。
指導されたお母さんは、検査を予約をしようとしたら
3ヶ月後まで、予約でいっぱいだったそうです。
マスク生活になり、会話が減ったことにより
子供への語りかけが、減ったことが大きく影響しているようです。
今まで、たくさんの子供たちを伸ばしてきた経験から
その子に合った指導を考え、お母さんに読み聞かせの方法をお話し
お母さんが続けられるよう励まし、お母さんの努力によって
変わってきた子供の変化を伝えると、子供もお母さんも一緒に
成長していくことができるのです。
まとめ
読み聞かせは、お母さんの声で赤ちゃんの目を見ながら読んであげると
赤ちゃんは、お母さんの声を音として、また口の動きを見て
学習していきます。
スマホの子供の脳への影響については
下記の本を是非参考にして下さいね。
「やってはいけない 脳の習慣」(青春出版社)
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