妊娠がわかったら、我が子と楽しく過ごすマタニティー期の胎教とは?いつ始めたらいいの?

子育て
妊娠、マタニティ、胎教

一般的に「読み聞かせ」は、心の優しい子を育むツールとして

多くのお母さんが、我が子に読み聞かせをしています。

誰でも、手軽にできる「読み聞かせ」ですが、実際にその効果を

実感している人は、どれぐらいいるでしょうか?

22年間、お母様方に効果的な「読み聞かせ」の仕方をお伝えし

我が子に「読み聞かせ」をして頂き、記憶力・語彙力・集中力・速読力など

入学後に必要と思われる力をつけてあげることができました。

6年前に、私が書いた著書「実践!!ママガワクワクする読み聞かせ法」

について、ご紹介していきたいと思います。

胎教って何をすればいいの?

胎教っていつから、何をすればいいのかな?

初めてママになったことを知ると、読み聞かせを始めるお母さん
多いのではないでしょうか?

胎児の聴覚は、妊娠2週目に原形ができ始め、妊娠5ヶ月頃になると
大きな音に手をあげて反応するようになります。
ちょうど、悪阻がおさまる頃です。その頃から、読み聞かせを始めるとよいでしょう。

しかし胎児への読み聞かせは、胎児に理解を求めるものではなく、
脳へ言葉を音として刺激を与え、成長を促すためのものです。

ことわざ、慣用句、俳句などリズムのある言葉や「コロコロ」「どんぶらこ、どんぶらこ」
のように繰り返す言葉も、幼児は好きでよく覚えます。

胎児は、理解していなくても自分にとって心地よい音であるかを
判断し、その心地良い音が胎児にとって安心する音になっていくのです。

産まれて泣いた時に、胎児の時に聞いて安心する音を聞くと
泣き止むのは、覚えていたからなのです。

以前、IQの高い女の子がいました。
初めて学ぶことでも、1度で覚えてしまう吸収力の高い脳を持っていました。
その女の子のお母さんは、妊娠がわかった時から読み聞かせや日常の語りかけを
意識して多くしたそうです。

粘土遊びをする時、固い冷たい粘土をまずは一生懸命にこねて
柔らかくしますね。
理解できるまでの読み聞かせは、粘土をこねているのと同じことなのです。
お母さんが、言葉のシャワーをいっぱい浴びせることで、粘土がどんどん
柔らかくなるように、吸収しやすい脳の状態を作ることができるのです。

いつから読み聞かせを始めなければいけないという決まりは、ありません。
お母さんの体調が良く、読み聞かせによってお母さんがリラックスでき
赤ちゃんとのコミュニケーション時間を倖せに感じることができればよいのです。

悪阻がひどくてなかなか読むことができない

悪阻の状態は、人それぞれで全くない人もいれば、出産まで続く人もいます。

妊娠中の読み聞かせは、お母さんが楽しめているかが大切です。
読まなくてはと思ってしまうと、負担になります。
体調が悪い時は、動揺やお話を朗読したCDなどを活用するなど
工夫をしてみてくださいね。

「できない!」と思うのではなく、本の代わりにCDの活用や今日1日あった
出来事やお母さんが見てる景色などを話してあげることでもよいのです。
気楽な気持ちで楽しく続けることが、重要なのです。

まとめ

「読み聞かせ」は、産まれてから始める人の方が殆どだと思います。

産まれてから始めても、遅くはありませんが

お母さんのお腹の中で聴覚ができた頃から、粘土を柔らかくする作業を

始めると、産まれてからの反応かなり変わってくるのがわかっています。

可能ならば、早い時期から始めることをお勧めします。

 

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