コロナが流行し始めて2年が経ち、子供の学力に大きな差が出てきています。
2年前、子供を私立に通わせていた場合と公立に通わせていた場合とでは
学校の授業に対する取り組みから違っていました。
その違いとは? 自分で学習できる子にするためには
どうすればよいのでしょうか?
休校が続いた時の学校の対応の違い
オンライン教育
私立の多くの学校では、コロナ前からICT教育への取り組みを強化していました。
タブレットやパソコン、電子黒板などを活用していたのです。
なので先生も生徒もある程度ICTのスキルを身につけていたので
学校が休校という事態になっても、混乱はありながらもオンライン授業に
スムーズに移行できました。
また、学校方針として「学びを止めない」というスローガンのもとで
ホームルームは、zoomで 時間割に近い形でYou Tubeでの授業に
ベテランも若手の先生方も協力して奮闘されていたようです。
私立の学校では、4月中に約65%が、5月の連休明けには約90%がオンラインで
学校再開をしています。
一方、公立の学校では3~5月までの3ヶ月の休校中にオンライン学校活動を
再開できたのは、全国的にみて2~3割だったようです。
このようなころからも、私立と公立での教育格差が広がり、それを実感している
保護者も多いでしょう。
今後の中学受験は?
コロナが流行り始めた時、すでに塾へ通い始めていた4~6年生の子供を持つ親に
してみれば、3年間にかかる塾費用250万円以上を投資しています。
そう思うと途中で辞めるって事ができない状況でもあります。
親が受験に熱心になるのには、大卒の生涯賃金を比較した調査によると
4000万~6000万円もの差があるそうです。
子供の将来の可能性を広げるためにも親は、子供に「誰にも奪われない財産」
として見につけてやりたいと願うのでしょう。
しかし現在の子供が学年が3年生以下の場合は少し変わってくるかもしれません。
コロナにより、雇用止めや倒産などの打撃を受けている人たちが増加しています。
私立中高一貫校の学費は、平均でも6年間で600万円になります。
こんな現状で、中学受験を考えられない人が増えてくると思います。
そうはいっても、子供の未来を左右する教育費は家計の優先順位は依然と
高いのではないでしょうか。
コロナ禍で伸びる子供とは?
コロナによって子供たちの学ぶ環境は、大きく変わりました。
学校や塾が休校になったり、zoomでの授業が主流になり
自学力のある子供は、休校により時間がたっぷりあるので、自ら勉強する子どもは
学力が高くなっています。
逆に、休校によって学習習慣が崩れてしまった子供は基礎学力もついてないまま
の状態で進級しています。
受験において、自学力のある子供は確実に学力をつけ有名私立に合格しています。
今後、伝統校や難関校は合格平均が上がり難化するでしょう。
まとめ
コロナで休校中だった公立の小中学校では、授業がまともにできなかった影響で
自学力にない子供は、理解ができないままになっています。
また先生方も子供の学力の定着させることもできずに、学年が上がり
「コロナだからできなくても仕方ない」と諦めずに、未来ある子供に
学力をつけてあげたいですね。
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