「マヌカハニー」の凄い効用・効能・選び方を知って賢く活用しよう!

生活

マヌカハニーってよく聞くけど、はちみつとどう違うの?

はちみつより、少し高価だからスルーしちゃってたけど。

健康に良いって聞いたので調べてみました。

「マヌカハニー」?

ニュージーランドで自生する「マヌカ」の木の花から取れるはちみつのことです。
小さい可愛い花をたくさんつけるフトモモ科の低木です。

「マヌカ」の木は、花の蜜の他に樹液、木の幹、葉などにさまざまな効能があるので
万能薬として、ニュージーランドの先住民に「マヌカ」(復活の木)と名付けられました。

「マヌカハニー」には、大変優れた殺菌成分があり感染症や
腫瘍、消化器系の疾患の治療に効果が高いと言われています。
ビタミンも多く含まれていて、胃腸の働きを整えます。

下痢止めには樹皮、筋肉痛・咳止め・火傷には樹液が
赤痢や下痢止めには、実や種が使われています。

ニュージーランドにだけ生えていて、花が咲く4週間しか蜜を取ることができないため
「奇跡のはちみつ」として貴重なはちみつとなっています。

効果・効能

高い殺菌効果のあるはちみつ

はちみつには、賞味期限が長く2年以上のものもあります。
糖度が高さが細菌の水を減少させるため、細菌の繁殖をおさえ長持ちするのです。

「グルコン酸」という殺菌消毒作用の高い成分が含まれているので
食品添加物としても、使われています。

善玉菌のビフィズス菌を増やす働きもあります。

「過酸化水素(オキシドール)」を発生させる酵素「グルコースオキシターゼ」を含んでいます。
薬局で見かける消毒液のオキシドールです。
傷口に塗っておくと、傷口が塞がることもあるそうです。
体内の殺菌には向かないので、注意してくださいね。

一般に売られてるはちみつは、酵素が無くなる加熱処理がされているので
過酸化水素の殺菌成分の効果はないでしょう。

「マヌカハニー」の凄さ

 

体内で高い殺菌作用がみられない一般のはちみつとの違いは
「マヌカハニー」には、独自の殺菌成分「メチルグリオキサール」が多く含まれています。

「メチルグリオキサール」は、花の蜜には含まれていないのですが
巣の中で貯蔵されていく間に増えていく成分です。

特定の細菌を殺菌する「メチルグリオキサール」の能力は、一般のはちみつに含まれる
過酸化水素(オキシドール)の2倍の殺菌力があると言われています。
体内の悪性菌「ピロリ菌」「大腸菌」などに効果を発揮しています。

ピロリ菌に有効な「マヌカハニー」

ピロリ菌は、胃がん・胃潰瘍・十二指腸・胃もたれ・慢性的な胃痛など胃腸に関する
病気の原因となっています。

強い胃酸に負けないで、長時間胃の中にとどまるため
強い殺菌力のある食品や薬が必要なのです。

「マヌカハニー」の「メチルグリオキサール」という殺菌成分は、
ピロリ菌に有効だと研究発表されています。

抗炎症作用のある「シリング酸メチル」という成分も
ピロリ菌の生成する活性酸素を取り除く働きもあります。

ピロリ菌の治療は、医療機関で受診して医学的な治療と
併せて「マヌカハニー」を摂取することでピロリ菌の活動を
効果的に抑制することができるそうです。

ピロリ菌以外の体内の悪い菌やウィルスも抑制する効果があります。

整腸作用・腸内環境の改善

「マヌカハニー」の成分で「メチルグリオキサール」は、腸内の
善玉菌を残し、悪玉菌だけを殺菌する効果を持っています。

食中毒の原因にもなる「サルモネラ菌」「大腸菌」などの菌を抑制し
下痢や便秘の改善、整腸作用もあります。

虫歯・歯周病予防

口腔内の菌(虫歯菌や歯周病菌)を抑制し、口内炎の緩和にも作用します。

「マヌカハニー」の糖分は、虫歯の原因となる白砂糖の成分と異なるので
虫歯の原因にはなりません。

喉の痛み・感染症の緩和

インフルエンザや風邪のウィルスを抑制する効果があるので
喉が痛い時は、成分の入ったのど飴をなめると痛みが緩和されます。

「マヌカハニー」には、ビタミン12・ビタミン2・ビタミン1・ビタミンC・ナイアシン
リン・カルシウムなどのミネラル・豊富なアミノ酸を含んでいるので
栄養補給にもなります。

火傷・切り傷の緩和

火傷や切り傷に塗ると、「マヌカハニー」の殺菌作用で
傷が早く治るそうです。

傷口に少量を塗り、ガーゼや絆創膏で保護しておきましょう。

選び方

健康補助としての「マヌカハニー」は、低品質や偽物の流通を防ぐために
「マヌカハニー」の抗菌作用を数値で品質を示す「ブランドマーク」という
規格が使われているものが正規品です。

ニュージーラン政府公認の「UMF」「MGO」「MGS」の3種類の
「ブランドマーク」があります。

「UMF」

抗菌作用を示す「ブランドマーク」として最初に作られた。

「マヌカハニー」の研究者であるイギリスの生物学者のピーター・モラン博士によって
1998年に定められました。

「UMF(Unique Manuka Factor)」は、「マヌカ特有のユニークな要素」という意味です。

数値が、上がると殺菌作用も高くなりますが、誤差のある測定法と言われています。

「UMFハニー協会」に加盟してる業者にだけ使用が許され、出荷商品の検査や監視を行っています。

「MGO」

ドイツのトーマス・ヘンレ教授によって発見された「メチルグリオキサール(MGO)」です。
ピーター・モラン博士が名付けた抗菌成分と同じものだということもわかっています。

「UMF」より誤差が少なく、検査体制もさらに厳密になっていますが
市場管理はされていません。

「MG」というマークは、登録商標の制限によるもので「MGO」と同じ規格と見てよいでしょう。

「MGS」

「UMF」を定めたピーター・モラン博士認定の最新規格です。

モラン博士は、「UMFハニー協会」を離れて「MGS(Molan Gold Standard)」という
博士の名前を入れた新しい規格を作りました。

今では、「マヌカハニー」の規格の中で最も厳しいものと言われています。

ニュージーランド政府認定の「ISO17025認定研究所」で複数回の厳しい検査が
行われた結果の数値になっています。

 

「UMF」「MGO」が最も流通していて、「MGS」は流通が少ないため高額になっています。
どの「ブランドマーク」を選んでも、ニュージーランド政府の認定を受けています。

参考までに傷や感染症の治癒に効果のある日常生活において、健康に役立つ数値は
「UMF 10+」「MGO 263+」です。
より高い抗菌作用を求めるのなら、数値の高く高価なものになります。

食べ方

抗菌作用が高いので、健康な人は毎日食べる必要はありません。

不調を感じる時、一定期間スプーンですくって頂きましょう。
1日に大匙1杯程度が目安です。
香りやくせのある味が気になる人は、ヨーグルトに混ぜたり
トースト、ホットケーキ、などにかけたり飲み物に混ぜたりすると食べやすくなります。

食べる時の注意点

  • 1歳未満の子供には与えない。
    腸がまだ未熟な赤ちゃんに与えると、ポツリヌス菌による食中毒の症状を起こし危険です。
  • 食べ過ぎると、糖分やカロリーの取りすぎになります。
    糖尿病の方は、特に気をつけて下さい。
  • 偽物や粗悪品が出回っているので、優れた効果を求めるのであれば
    品質のよいものを選びましょう。
  • 健康な人が毎日食べると除菌しすぎになり、自分の免疫力を働かせることができなくなることもあります。

まとめ

「マヌカハニー」の凄さにびっくりです。

殺菌力があるからと言って、毎日食べてはいけないことも学習しました。

自分の身体の調子を見ながら、上手に活用すると

とてもよい効果が得られるのですね。

のど飴を選ぶ時に、さっそく規格を確認してみたいと思います。

 

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