数年前は、入園は4月同時に入園だったのが
少し前には、年少の年齢になる月に入園が可能になり
「それも、お母さんにとっては助かるかも・・・」
と思っていたら
ついに、年少前の子供も受け入れている幼稚園が増えているそうです。
その背景には、何があるのでしょうか?
少子化?
出生率が低下して子供の数が減少することを、表した言葉です。
1992年に出された国民生活白書では、出生率の低下や低下にともなう
社会や家庭における子供の数の低下傾向を「少子化」と言います。
子供が減ってる!
1970年半ばから、日本では少子化現象が続いています。
第1次ベビーブームの1949年の出生数は、269万人で合計特殊出生率は4.32と
過去最高でしたが第2次ベビーブームの1973年は、209万人で2.14と
減少しています。
また、2020年は、84万人で1.33となって過去最低記録でした。
この割合を1950年頃で比較してみると年少人口は、35.4%と今の3倍ほどありました。
総人口が違うので正確な比較はできませんが、実際の出生数や出生率を比較しても、
とても低い現状となっています。
子供減少の要因
要因には、結婚や出産が関係しています。
結婚適齢期の男女の結婚に対しての意識が、変わってきています。
また、結婚に関する「資金」や「住居」「職業」「経済的事情」などの問題が
年々増加傾向になっています。
出産に関しても「晩婚化」「保育」「教育」「産後の再就職」など多くの問題があり、
子供を産むのを考えてしまう状況にあるのです。
幼稚園の保育園化
保育園は、入園希望者が多く待機児童がいるほどですが
幼稚園は、基本年少または年中さんからの通園になりますね。
年少さんでも、オムツが取れてない子供などは1年遅らせて
年中からの通園となる場合も、過去にはありました。
でも、今は子供が減少しているため幼稚園側も子供を確保するため
入園年齢を下げているようです。
入園年齢を下げることで、経済的にも助かります。
1度入園すれば、年長までの期間は、通園してくれますし
お母さん側にとっても、メリットがあるようです。
園の先生の数は、足りてるの?
そこで、心配なのは、子供を受け入れるのは良いが、先生の数は足りてるのでしょうか?
園バスに取り残しや虐待などの事件が、起きていますが
人手が足らないと、確認ミスを起こりやすいです。
まして、年齢を下げれば手のかかる子供が増えるので
子供をキチンと観るという点では、人数確保は必須だと思います。
まとめ
子供が減少している今、お母さんが子育てしやすい環境を整えてあげることは
とても大切だと思います。
経済的理由は、もちろん精神的にもサポートできる環境を早く整えて
いかなければいけない問題ですね。
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