皆さんは、子供が産まれると「五体満足であれば・・・」と言いながらも
「バカ」よりは「賢い」方がいいですよね。
「バカ」と「賢い」は、子供本人のせいではないのです。
3歳までに親がどれだけ子供へ働きかけたかの違いです。
親が3歳までに吸収力のよい脳にしておくことで、学習が始まった時に
その差が歴然と現れてきます。
特に、中学受験を考え始めると大変!
子供が頑張って勉強しても吸収力のない脳では、覚えるまでにかなりの時間がかかりますね。
100回繰り返さないと覚えられない子は、100回復習するしかないですが
その間1回で覚えられる子は100個の新しい事を覚えているわけです。
受験という期間の決まった中でその差は大きいと思いませんか?
頭の良し悪しは、遺伝しない
親の学歴は、関係ない!
「私は、頭が悪いからこの子もきっと・・・」と思ってるお母さんやお父さんいませんか?
頭の良し悪しは、遺伝しないので全く心配はいらないのです。
お母さんやお父さんが、我が子を賢く育てたいと思う気持ちがあれば
その気持ちを行動に移していけばいいのです。
頭の良し悪しは、要は脳の柔らかさの違いだと思うのです。
学習が始める前の脳のトレーニングによってどれだけ吸収力のある柔らかい脳に
なっているかがポイントです。
頭の中にある脳のトレーニングは、インプットである歌や読み聞かせなのです。
子供が産まれたらすぐにすべきこと
「まだ小さいのに可哀想・・・」は、子供をダメにする
お母さんが、我が子を賢く育てたくて歌や読み聞かせを始めると
「まだ産まれたばかりなのに、可愛そう・・・」と言うのは、だいたい祖父母。
人生の中で脳の最も発達する時期は、3歳までが一つのピークです。
脳の70%は、それまでにほぼ完成すると言われています。
そう考えると産まれたらすぐに、脳を柔らかくするインプットを始めないと
時間がないのがわかりますね。
産まれてからだと3年間しかありませんが、お腹の中にいる時からインプットを始めれば
産まれた時の脳は、すでにある程度柔らかい状態になっています。
妊娠がわかり、悪阻が治まった頃にインプットを始めると赤ちゃんとの
コミュニケーションになり、お母さんとの絆が深まります。
以前、年長の女の子がやってきました。
私が今までにあったことのない記憶力抜群の子でした。
初めて習う漢字でも一瞬で覚えてしますのです。驚きました!
お母さんにどんな働きかけをしたのか、お聞きしました。
「妊娠がわかった時から、お腹にいつも話かけるように心がけました。
今、何をしているのか。何を見ているのか。何を食べているのか。
何に感動しているのか。わかりやすい言葉で説明しながら話かけました。
もちろん、いろいろな歌を歌ったり本も読み聞かせもしました。」
そんなインプットを続けていると、やがて赤ちゃんも語りかけに反応するようになり
お母さんは、赤ちゃんと会える出産の日ががとても楽しみになっていたそうです。
出産後も、病室に赤ちゃんと一緒にいられるように病院にお願いをして
語りかけのインプットを続けました。
お母さんの語りかけや歌、読み聞かせの努力の結果、子供の脳はとても柔らかく
吸収力抜群の脳になり、言葉を発するのも早く理解力も高かったです。
初めて聞いたり習ったことでも、一瞬で記憶してしまる素晴らしい脳は
子供自身の努力で作れるものではなく、3歳までの親の努力によるものです。
頭の良し悪しは、子供自身が作れるものではなく親が3歳までに
どのような働きかけを子供にしてあげたかによるもののようですね。
子育てプロと仲良くなること
気軽に相談できる子育てのプロを探して仲良くなる
子育ては、子供の数だけ育て方があります。
教育学や子供教育心理学などを学んだとしても、実際に子供を産み育てた経験のない人には
理解できない部分もあります。
最近特に思うのは保健所の検診などの際、出産や子育て経験のない保健婦さんが
マニュアル通りに検診して、何気なく言った言葉でお母さんを傷つけていることがあります。
また気になることがあったりすると、
「では、来月様子を見せに来てください。」と言われ、来月行くと様子を見て
「では、また来月・・・」と言われたそうです。
そのお母さんが私にこの件で相談に来られました。
「この気になった事って、先生から見てどう思われますか?
保健婦さんに様子を見せに行っても、ただ見るだけで改善するアドバイスもなく
料金を取られ、子育て経験のない保健婦さん言われてもね~
来月行く気がしないです。」
お母さんにしてみれば、ごもっとも!
保健婦さんが、気にされたことは子供を育てた経験があると
小さい時はそういう傾向があるかもしれないけど、
同じ傾向の子供も何人も私は見てきていますが、保健婦さんから指摘されていません。
知識はあっても、マニュアル通りにいかないのが子育てです。
初めて出産したお母さんは、誰もが子育て初心者です。わからない事だらけの中
自分がどのように育てられたかを手本にして手探り状態です。
私は、教職を持っていたので初心者であるにも関わらず自分の子育てに
自信を持っていました。
でも実際は、知識を持っていても知識通りにはいかないのが現状。
子育てのプロに耳を貸すこともなく、自分を信じ子育てしていました。
今、子育てが終わって思うのは、無事に育てあげることができたが
もっと子育てのプロの経験を聞き、自分がどのような子育てがしたいのかを
相談しながら子育てをしていたら、もっと自分が子育てを楽しむことができ
子供たちももっと優秀に育ててあげることができたのではないかと思っています。
だから、今子育て中のお母さんには、何でも相談でき凹んだ時には応援してくれる
信頼でき、自分に合った子育てのプロと出会って欲しいと思います。
相談し、アドバイスを聞き自分で考えて、自分の子育てをしていけばいいのです。
まとめ
産まれたばかりの赤ちゃんなんて、何もわからないと思っていては大間違い!
ただ寝ている状態でも、頭の中の脳は急速に発達しています。
あるお父さんが産まれたばかりの赤ちゃんに
「毎日、寝たきりじゃ暇でしょ!」と赤ちゃんが見える位置に
「あいうえお」の表を貼って、毎日「ありのあ、あいうえお、
かさのか かきくけこ・・・・」と語りかけてたそうです。
ある日、「あ」や「か」など言葉を発し始めお父さんびっくり!
簡単なインプットでも、根気よく毎日続けることが大切なのですね。
毎日、続ける努力によって柔らかい吸収力のよい脳ができあがっていくのです。
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