受験で差がつく国語力!国語の点が上がらない原因とは?本を読まない子供は致命的!

受験、国語力、読みきかせ 子育て
受験、国語力、読み聞かせ

2月も後半に入り、受験もほぼ終了ですね。

最後の追い込みで点数の上がる教科もあれば、なかなか上がらない教科もあります。

なかなか上がらない教科なのが、国語です。

最近では、国語より英語に力を入れるお母さんも多いようですが

自分の生まれた国の言葉もキチンと話せないのに、英語ですか?と思います。

国語力を侮る親の子供は、伸びません。

問題文は、すべて日本語で書かれてるわけで、その問題の意味がわからなければ

解答することなんて、無理です。

国語がすべての教科の基礎だと言われるのは、そういう理由です。

塾に行ってもなかなか点数を上げることのできない国語、原因は何でしょうか?

本を読まない子供は、語彙力が低い!

本を読む子供と読まない子供との違いは、語彙力の差です。

乳幼児の頃から読み聞かせをして育った子供は、語彙が豊富です。

日常生活では使わない語彙を絵本から吸収しているので、

知っていて、その語彙を使って自分の意見をいう事ができます。

しかし、読み聞かせをされてない本を自分から読まない子供は

日常生活で使われている言葉しか知らないので、文章を読むと

知らない語彙がたくさん出て来て、意味がわかりません。

意味のわからない言葉がでてきた時に、お母さんが説明をしていたらまだましですが

なかなかそうもいきませんね。

知らない言葉をそのまま放置して、学年が上がりまた新しい知らない言葉が

増えていくのです。

どんどんわからない言葉が増えていってしまいますね。

そんな状態で、塾で問題を解いても理解できないのだから

もちろん点なんて取ることは、できません。

また、親も点が取れない原因がわからず困るようです。

語彙力の差がひらき始めるのは、小学4年生から!

読み聞かせをされずに、本を読まない子供でも小学3年生までは

それなりに国語の点数が取れるので、親は安心しています。

ところが、小学4年生になると急に国語はもちろん他の教科の点も取れないように

なってきます。

そんな状態になってから、親は慌て始めます。

小学3年生までの国語は、具体的な文章で書かれてあるため、本を読まない子供でも

なんとなく解答することができるのです。

しかし、小学4年生になると文章が抽象的な文章になり、本を読んでいる子供なら

なんともないことが、読まない子供は、理解不能になるのです。

 

以前、中学1年生の男の子がやってきました。

学校の国語の教科書が、全く理解できないというのです。

もちろん、本を読む習慣もなく明らかに語彙力不足だと思いました。

彼の学力を診断してみると、小学3年生相当の文章でないと理解できませんでした。

小学3年生レベルから積み上げていかないと、ダメということです。

そうなると、本人が短期間で中学1年生レベルまでやり遂げる意志と努力があるかが問題です。

短期間で追い上げないと、学校の授業はどんどん進んでしまいますからね。

語彙力がないと、理解力もないので全ての教科が大変なことになっていきました。

もちろん、社会も英語の文法も・・・そして定期考査が遠慮なく、行われました!

もし、彼が数か月の間、必死で取り組んで頑張ったら変わっていただろうと思います。

 

中学受験でも、同じようなことが言えます。

中学受験の国語は、とても難しいです。

小学生で中学卒業レベルの読解力が必要と言われています。

教室で小学校入学までに読み聞かせ1万冊を達成し

小学4年生までに高校の国語を解いていた子供は、塾へ行っても

偏差値70以上、塾で不自由はしなかったとお母様から聞いています。

国語の力は、急につけることができません。

子供の頭の中の語彙量が、わからないのでなおさらですね。

小さい時から読み聞かせをして、本好きな子供に育ててあげたいですね。

まとめ

「生れたらすぐに歌200、読み聞かせ1万賢い子」

の言葉にあるように、子供の脳は日々どんどん発達しています。

特に0~3歳は、脳の発達の黄金期とも言われ働きかけに一番最適な時期です。

その頃から、読み聞かせを始めれば受験で子供が困ることは、ないでしょう。

将来、子供に受験をさせたいと考えているなら小さい時からの読み聞かせを

すぐに始めましょう!

 

 

 

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