卵って栄養豊富だけどカロリーや栄養素・賞味期限。保存方法は?

料理

料理番組で半熟の卵が流れ出る映像ってよくありますよね。

それを見ただけで、絶対に美味しいに決まってる!

って思っちゃうのはどうしてでしょうか?

みんな大好きな卵。どこの家庭の冷蔵庫にも必ずある卵。

完全栄養食品として栄養価の高いゆで卵について知らないことばかり。

ダイエットの味方らしいので、カロリーや栄養素も含めて調べてみました。

栄養素たっぷり凄いパワーのゆで卵

ビタミンCと食物繊維以外の栄養素、ミネラル、ビタミン、アミノ酸などが
バランスよくふくまれた完全栄養食品と言われているゆで卵。

栄養が豊富だが、カロリーが卵1個(60gあたり)91kcalという低カロリーの食品です。

豊富なたんぱく質

たんぱく質が100gあたり7.4g含まれている他に、葉酸、鉄、ビタミンD,リン
カルシウム、ビタミンB2,ビタミンA4も含まれています。

コレステロールが気になりそうですが、糖質はゆで卵1個あたり0.2gと
とても低いのです。

カロリーは?

  • サイズ別カロリー
    Sサイズのゆで卵
    重量46~52g           カロリー(1個当たり)69~79kcal
    カロリー(白身)13~15kcal    カロリー(黄身)57~65kcal
  • Mサイズのゆで卵
    重量58~64g           カロリー(1個あたり)88~97kcal
    カロリー(白身)16~18kcal             カロリー(黄身)62~77kcal
  • Lサイズのゆで卵
    重量64~70g           カロリー(1個あたり)97~106kcal
    カロリー(白身)18~20kcal    カロリー(黄身)77~85kcal
  • LLサイズのゆで卵
    重量70~76g             カロリー(1個あたり)106~115kcal
    カロリー(白身)20~22kcal    カロリー(黄身)85~93kcal

卵は、生卵、半熟卵、ゆで卵、温泉卵など加熱しても91kcalで変わりません。
調理の時に油を使うとその分カロリーは増加します。

ゆで卵は1日2個まで?

コレステロール値が高いので1日2個までと言われていたゆで卵ですが、
2015年厚生労働省のコレステロール摂取の目標値がなくなったという発表後、
上限はなくなりました。
でも、ゆで卵だけ多く偏って食べるよりは、魚介類や野菜などとバランスよく
食べることが大切です。

栄養補給にゆで卵

ゆで卵は、低カロリーで、食物繊維とビタミンC以外の栄養素を含んでいます。
卵をゆでておけば、気軽に食べられて栄養補給になります。

ゆで卵の作り方

  1. 卵の底に穴をあける(膨らんでいいる方が底)
  2. 冷蔵庫から出して沸騰したお湯に穴あきおたまでそっと入れる。(ひびが入るので)

ゆで卵(固ゆで)  12分
ゆで卵(半熟)   6分

好みの硬さの時間で茹でる。半熟にする場合は、余熱で黄身に火が入ってしまうの
氷水にいれて冷やし、柔らかいので注意して殻をむく。

私は、半熟の卵を作って焼き豚のたれに漬け込んで煮卵をよく作ります。
黄身に味が浸みて美味しいですよ。

 

卵の賞味期限

賞味期限とは?

古くから日本は、生で卵を食べる文化がありました。
そのため、いつも新鮮な卵を家庭に届ける必要がありました。

平成11年に食品衛生法施行規則の改定により、賞味期限が義務付けられ、
卵の賞味期限は生で安心して食べられる期間となりました。
食中毒防止のため、サルモネラ菌の増殖発生期間を考えて設定されました。

賞味期限と消費期限

  • 賞味期限・・・美味しく食べられる期限
  • 消費期限・・・安心して食べられる期限

卵の賞味期限は
夏場・・・・・産卵後16日以内
春秋・・・・・産卵後25日以内
冬場・・・・・産卵後57日以内
となっています。

市販の卵は、約2週間くらいの日付けが表示されています。

賞味期限は冷蔵庫で保存して、賞味期限から1週間から10日くらいです。

賞味期限が切れても大丈夫?

卵は、リゾチームという殺菌作用のある酵素成分が含まれているため、
簡単に腐ったりはしません。

市販の卵は、生食できる日数と保存温度から計算された賞味期限が設定されているので
保存温度や保存環境が守れていれば、賞味期限が1~2日過ぎても生で食べても
大丈夫です。

逆に、火を通したゆで卵や目玉焼き、卵焼きは、卵の中の菌を殺す働きが
無くなっているので、火が通っていても腐りやすくなっています。

夏場のお弁当の卵焼きは、しっかり火を通し菌の繁殖を防ぐ工夫をしましょう。

まとめ

卵って栄養豊富なのに低カロリーなんですね。

卵は、料理にもお菓子作りにもなくてはならない食材です。

とっても身近な食材なのに知らないことばかりでした。

 

 

 

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