きな粉の栄養と効果・効能、毎日少しずつ摂取することがポイント!

生活

和菓子に必需品のきなこは、美味しく栄養も満点!

粉状なので、気軽に栄養を摂りやすいですね。

きなこの 栄養や健康効果、栄養を余すと来なく摂取できる効果的な食べ方までご紹介しますね。

きな粉とは?

大豆を煎って挽いて粉にしたものが、きな粉(英語:soybean flour)です。
その色合いからは、「黄なる粉」現在では「黄な粉」と呼ばれ、
黒大豆や青大豆で作られたものも存在します。
「鶯粉」「青きなこ」などと呼ばれているのは、青大豆で作られたものます。

きな粉はすでに奈良、平安時代には存在していました。
当時は上流階級の楽しみで、江戸時代から一般的になって
次々ときな粉を使ったお菓子が作られました。

わらび餅や求肥にまぶしたりとシンプルな使い方で、和菓子にはなくてはならない存在です。
自然な甘みや香ばしさを楽しめ、現在では洋風のスイーツにも使用されています。

栄養価の高さや手軽に大豆パワーを摂取できる食品として、も注目され人気を集めています。

きな粉の栄養

食物繊維

きな粉の食物繊維含有量は、100gあたり5.1gです。

ほとんどの日本人に食物繊維は不足しているので積極的な摂取が必要です。
食物繊維には不溶性と水溶性があり、きな粉には不溶性の食物繊維が多く含まれています。
不溶性の食物繊維は、水分を吸収して胃や腸のなかでふくらみ、腸を刺激して蠕動運動を促し
便通を整える働きをします。

たんぱく質

きな粉のたんぱく質含有量は100gあたり36.7gです。

細胞を構成する主な成分のたんぱく質は、生命を維持するのに必要な成分です。
たんぱく質が不足すると、体力や成長障害、免疫力の低下が起こります。
たんぱく質の含有量の多い豆類は、卵と肉と並んで良質なたんぱく質です。

きな粉の鉄の含有量含は、100gあたり8.0mgです。

鉄には非ヘム鉄とヘム鉄があり、きな粉の鉄は非ヘム鉄です。
鉄が不足すると貧血になったり、息切れ、体が重い、息切れ、疲れやすく
顔色が悪いといった症状がみられます。

カルシウム

きな粉のカルシウム含有量は100gに190mgです。

骨格を構成する重要な栄養成分カルシウムは、主に歯や骨に含まれています。
不足すると骨が十分に成長しません。
ビタミンDが不足し、運動不足で骨への負荷が少なくなると
カルシウムを摂取しても吸収が困難になります。

イソフラボン

きな粉にイソフラボンが含まれています。
フラボノイドという成分の一種イソフラボンは、抗酸化作用があり
シミ、しわなどの原因になる活性酸素を除去し、お肌の健康を守ってくれます。

大豆オリゴ糖

オリゴ糖の一種の大豆オリゴ糖は、ビフィズス菌の活力源です。
ビフィズス菌は、腸の動きを活発にし、便秘対策に効果的です。

きなこの効果・効能

抗酸化効果

大豆に含まれているリノール酸の働きで、抗酸化効果を発揮され
疲労回復や老化防止の効果が期待できます。

コレステロール値をコントロール

コレステロール値を下げる効果のあるレシチンやサポニンという成分が大豆に含まれています。
高脂血症の予防や中性脂肪の減少させる効果も期待されます。

更年期障害の改善・骨粗しょう症の予防改善効果

女性ホルモンに作用するイソフラボンが大豆に含まれています。
更年期の骨粗しょう症治療薬として合成使用され、のぼせを収める効果もあります。

腸内環境の改善効果

腸内の善玉菌を増やす働きのダイズオリゴ糖が大豆に含まれています。
腸内環境を改善し、便通を改善効果が期待されます。

きな粉は少しずつ、こまめに摂取しよう!

栄養価が高い食品であるきな粉は、少量ずつこまめに食べることで
効率よく栄養素を無理なく摂ることができます。

カルシウムやたんぱく質などの成長に必要不可欠な成分を含んでいるので
赤ちゃんや子どもにもお勧めです。離乳食として生後7~8ヶ月頃から食べられます。
生後9か月頃の赤ちゃんは特に鉄不足が心配されます。
初めて食べさせる時は、アレルギーの有無を確かめてからにしましょう。

まとめ

きな粉と言えば、和菓子の時にしか食べていなかった。

大豆からできているのは、知っていたので栄養が豊富なのはわかっていたけど

老化防止や更年期障害など、嬉しい効用があるのには驚きました。

毎日、少しずつ工夫して摂取したいと思います。

 

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