言葉をひろげる歌 (日本の心の歌)
191.富士の 山 (言葉の数 23語)
① 頭を 雲の 上に 出し
四方の 山を 見下ろして
雷さまを 下に 聞く
富士は 日本一の 山
② 青空 高く そびえたち
身体に 雪の 着物 着て
かすみの すそを 遠く ひく
富士は 日本一の 山
192.月の 砂漠 (言葉の数 38語)
① 月の 砂漠を はるばると
旅の らくだが ゆきました
金と 銀との 鞍 おいて
二つ 並んで ゆきました
② 金と 鞍には 銀の かめ
銀の 鞍には 金の かめ
二つの かめは それぞれに
紐で 結んで ありました
③ 先の 鞍には 王子さま
後の 鞍には お姫様
乗った 二人は お揃いの
白い 上着を 着てました
④ 広い 砂漠を ひとすじに
二人は どこへ ゆくのでしょう
おぼろに けぶる 月の 夜を
対の ラクダは トボトボと
砂丘を 超えて ゆきました
黙って 超えて ゆきました
193.おぼろ月夜 (言葉の数 32語)
① 菜の花畑に 入り日 薄れ
見渡す 山の は かすみ 深し
春風 そよ吹く 空を 見れば
夕月 かかりて 匂い あわし
② さとわの ほかげも 森の 色も
たなかの 小道を たどる 人も
かわずの 鳴く ねも 鐘の おとも
さながら かすめる おぼろ月夜
194.ふるさと (言葉の数 30語)
① うさぎ 追いし かの 山
こぶな 釣りし かの 川
夢は 今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
② いかに います 父 母
つつながしや ともがき
雨に 風に つけても
思いいずる ふるさと
③ 志を はたして
いつの 日にか 帰らん
山は 青き ふるさと
水は 清き ふるさと
195.みかんの 花 咲く 丘 (言葉の数 37語)
① みかんの 花が 咲いて いる
思い出の 道 丘の 道
はるかに 見える 青い 海
お船が 遠く かすんでる
② 黒い 煙を 吐きながら
お船は どこへ 行くのでしょう
波に 揺られて 島の かげ
汽笛が ボーと 鳴りまhした
③ いつか 来た 丘 母さんと
一緒に 眺めた あの 島よ
今日も 一人で 見て いると
優しい 母さん 思われる
196.あの 町 この 町 (言葉の数 17語)
① あの 町 この 町
陽が くれる 陽が くれる
今 来た この 道
かえりゃんせ かえりゃんせ
② おうちが だんだん
遠く なる 遠く なる
今 来た この 道
かえりゃんせ かえりゃんせ
③ お空に ゆうべの
星が 出る 星が 出る
今 来た この 道
かえりゃんせ かえりゃんせ
197.金太郎 (言葉の数 12語)
① まさかり かついだ 金太郎
クマに またがり お馬の けいこ
はいしどうどう はいどうどう
はいしどうどう はいどうどう
② あしがら山の 山奥で
けだもの 集めて すもうの けいこ
はっけよいよい のこった
はっけよいよい のこった
198.一寸法師 (言葉の数 55語)
① 指に 足りない 一寸法師
小さい 身体に 大きな 望み
お椀の 船に 箸の かい
京へ はるばる 上りゆく
② 今日は 三条の 大臣殿に
かかえられたる 一寸法師
法師 法師と お気に入り
姫の お供で 清水へ
③さても 帰りの 清水坂に
鬼が 一匹 現われいでて
食って かかれば その 口へ
法師 たちまち 踊り込む
④ 針の たちをば 逆手に 持って
ちくり ちくりと 腹じゅう つけば
鬼は 法師を 吐き出して
一生懸命 逃げて ゆく
⑤ 鬼が 忘れた 打ち出の小づち
打てば 不思議や 一寸法師
ひと打ちごとに 背が 伸びて
今は 立派な 大男
ひとことアドバイス・・・歌詞がお話になっているので、読み聞かせしているみたいですね。
199.村祭り (言葉の数 20語)
① 村の 鎮守の 神様の
今日は めでたい お祭り日
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から 聞こえる 笛 太鼓
② 年も 豊年 まんさくで
村は 総出の 大祭り
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
夜まで にぎわう 宮の 森
200. この 道 (言葉の数 22語)
① この 道は いつか 来た 道
ああ そうだよ
アカシヤの 花が 咲いてる
② あの 丘は いつか 見た 丘
ああ そうだよ
ほら 白い 時計台だよ
③ この 道は いつか 来た 道
ああ そうだよ
お母さまと 馬車で 行ったよ
④ あの 雲は いつか 見た 雲
ああ そうだよ
さんざしの 枝も たれてる
まとめ
お勧めの童謡200選、いかがでしたでしょうか?
かなり知っていると思っていた私も、知らない童謡もありました。
短い歌詞の中に、日本独特の綺麗な言葉が詰まっていました。
歌を覚えるだけで、かなりの語彙が増えそうですね。
子供と楽しく歌って下さいね。
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