茎わかめの栄養素を知っていますか?
食物繊維によるダイエット効果があると言われている茎わかめの栄養効能・成分や
糖質・カロリーについて調べてみました。
茎わかめ?カロリー?
葉わかめと茎わかめの違い
味噌汁やサラダに良く使われるわかめは、わかめの葉の部分です。
茎わかめは、1枚のわかめの真ん中の芯のような固い部分です。
その芯の部分を加工したり味付けしたものが、茎わかめと呼ばれています。
茎わかめ(1袋・小袋)のカロリー・糖質
カロリー 糖質
茎ワカメ(100g) 15kcal 0.4g
茎ワカメ(18g) 2.7kcal 1.6g
塩蔵塩抜き茎わかめ(100g)と(18g)の糖質・カロリーを表したものです。
茎わかめは、15kcal低カロリーで、満足感もあります。
茎わかめの糖質は、ほとんどが調味料です。糖質0の商品はダイエットにお勧めです。
茎わかめの効能と栄養素・ダイエットに効果あるの?
食物繊維
わかめには、食物繊維が豊富に含まれてiます。
善玉菌を増やして、腸の運動を促すことで腸内環境を整え低カロリーで満腹感が得られるので
ダイエットにとても効果的です。
食物繊維の中でも茎わかめには、海藻類にしか含まれないフコイダンやアルギンが豊富にあります。
アルギン酸には、コレステロールの低下に効果があります。
フコイダンは、免疫力を高めてガンの抑制にも働きます。
ビタミンK
ビタミンKは、カルシウムを沈着させて骨を強くする効果があります。
茎わかめには、1日に必要なビタミンKのほとんどが補え、カルシウムも豊富なのでに
ビタミンKと一緒に骨粗しょう症予防になります。
マグネシウム
茎わかめは、鉄やマグネシウムなどのミネラルが豊富です。
300以上の酵素のサポートするマグネシウムは、エネルギー代謝に深く関わっていて
骨にもマグネシウムは多くありますが、長期間不足すると心疾患や骨粗鬆症、高血圧などの生活習慣病のリスクを高めることになります。
ヨウ素
ヨウ素が豊富に含まれている茎わかめは、小袋1つで1日の摂取量を摂ることができます。
甲状腺ホルモンの生成にかかわるヨウ素は、神経の発達にとても重要な栄養素です。
妊婦がこの栄養素が不足すると、胎児の発達や成長に影響があります。
茎わかめをの食べ過ぎに要注意なのは、なぜ?
ミネラルなど体に必要な栄養が豊富に含まれている茎わかめですが、摂りすぎにも注意です。
ヨウ素の過剰摂取
ヨウ素は、海水に多く含まれています。
魚介類や海藻を良く食べる日本人は、ヨウ素をとてもよく摂取しています。
健康な人は、ヨウ素は摂取し過ぎても尿から排出できますが、高齢者や長期的に過剰摂取が続くと
甲状腺の機能の低下するリスクが上がるため、耐容上限量は3,000㎍です。
妊婦の場合は、ヨウ素を過剰摂取すると胎児の先天性甲状腺機能低下症が心配です。
妊娠中は、ヨウ素の不足にも過剰摂取にも注意が必要で、耐容上限量は2,200㎍です。
塩分の取り過ぎによる高血圧・浮腫み
茎わかめはおつまみとして人気がありますが、塩分は高めなので塩分を摂り過ぎると
身体がナトリウムバランスを整えようとして水分を排出しにくくなりって余分な水分が
血液や体内に溜まって高血圧や浮腫みに繋がります。
食べ過ぎに注意して塩分の過剰摂取を避けて、意識的にカリウムを含むキュウリなどを
食べてナトリウムの排出を促すようにしましょう。
消化不良による便秘や下痢
茎わかめは、食物繊維による健康効果がありますが消化不良も起こしやすい食品でもあるのです。
胃腸の調子が悪い時に食べ過ぎると、下痢を起こします。
糖質やたんぱく質などの栄養が不足している状態で、食物繊維だけを取り続けるとし続けると
便が固くなって便秘になってしまうので注意が必要です。
まとめ
栄養が豊富で低カロリーな茎わかめは、おやつなどに取り入れると
手軽に栄養を摂取することができますが、栄養のバランスや摂り過ぎにや
気をつけながら、栄養補給に活用してくださいね。
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