シジミを冷凍するメリット・冷凍すると栄養が8倍になる!冷凍と解凍の仕方・保存期間はどれくらいなの?

料理

生のシジミを買ってきて、調理したら口が開かなくてガッカリしたことありませんか?

シジミもアサリと同じように冷凍保存すると、旨みや栄養がアップします。

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口を開けるためには、冷凍保存をきちんとすることが大切です。

長期保存が可能になるだけでなく、シジミを冷凍保存することで栄養と旨味成分も増えます。

シジミには、オルニチンという肝機能を改善させる効果の高い成分が、沢山詰まっています。

賢く冷凍保存をして、シジミを食べる機会が増やして健康効果を増大させることができます。

そんなシジミの冷凍について調べてみました。

シジミの冷凍保存の仕方

シジミの砂出しの仕方

冷凍保存する前には、必ずシジミの砂出しをして下さい。
シジミは冷凍すると死んでしまうので、解凍後に砂出しをすることができません。
美味しくシジミを食べるためには、冷凍保存しない時でも下処理が必要nなのです。

1)シジミの表面を擦り合わせて流水で洗う。

2)ボールに500㎖の水と小さじ1杯の塩を入れて、1%の塩水を作る。
スーパーなど市販されている大和シジミは、海水と淡水が混ざっている場所に生息しているので
生息している場所よりも少し濃い塩分量の水で砂出しすると、コハク酸やアラニンなどの旨味成分をシジミが作り出します。

3)シジミを重ならないようにしてザルの中に入れる。
シジミが重なっていると、上の方のシジミが吐いた砂を下の方のシジミがまた吸ってしまいます。

4)ザルをボールの中に入れ、塩水がシジミに被る位にする。

ボールに直接シジミを入れると、一度吐いた砂をもう一度吸ってしまって時間がかかります。
また塩水の量が多いと、シジミが窒息してしまうので、シジミが呼吸出来る位の深さに調節して
顔が出せるようにして下さい。

5)ボールに新聞紙を被せて暗くして、4時間ほど置く。
塩水の温度は15~20℃位が適温です。冷たすぎても熱すぎてもダメです。

6)表面の汚れを殻を擦り合わせるようにして流水で、しっかりと洗う。

7)ザルに入れて水気を切りってから、濡れた布巾を被せて3時間程常温で置く。
シジミがエネルギーを作り出すために、グリコーゲンを分解して旨味成分のコハク酸を作ります。
空中放置することで、コハク酸が増え美味しくなります。

殻付きのままシジミを冷凍する方法

1)下処理したシジミの水分を、キッチンペーパーで良く拭き取る。
死んでいるシジミが混ざっていると、他のシジミに臭いが移って食べられなくなります。
殻が割れているものや口が開いているものは、取り除いて下さい。

2)冷凍袋になるべく重ならないよう平らにして入れ、空気を抜く。

3)新聞紙に包んで、冷凍庫の開閉の多い場所に入て、なるべくゆっくり冷凍保存する。
量が多い時には、1回分ずつ小分けにラップに包んでから冷凍袋に入れて下さい。
2時間程して半冷凍状態になったら、冷凍袋を揉むようにしてシジミ同士が
くっつかないようにします。

シジミのむき身状態で冷凍する方法

1)下処理したシジミを、鍋に入れて乾煎りして口を開ける。
火を通しすぎると身が縮んでしまうので注意が必要です。
量が多い時には、茹でて浮いてきたシジミの身をすくい取る方法もあります。
茹で汁には、旨みと栄養が出ているので、みそ汁などに茹で汁を使って下さい。

2)殻から身を外したシジミのむき身を、1回分ずつラップに包んで冷凍袋に入れて
空気を抜く。

3)新聞紙に包ん、冷凍庫で保存。

シジミを冷凍保存するメリット

栄養と旨み成分が増える

シジミは冷凍すると細胞が壊れ、アラニンとグルタミン酸という旨味成分が吸収しやすくなって
美味しくなります。
シジミのオルニチンという代表的な栄養は、冷凍することで8倍に増えます。

長期保存が可能

冷凍保存のメリットは、長期保存が可能になるという嬉しいメリットです。
シジミは、生もので日持ちがあまりしません。

水中でなくても、数日間なら生きてはいけますが、栄養を摂り込むことが出来ないため
時間が経つと身が痩せていきます。

なるべく新鮮なうちに下処理をして、冷凍保存して美味しさも長持ちさせましょう。

調理時短になる

シジミを下処理してから冷凍保存しておくと、調理の時短になります。
砂出しなど下処理に手間がかかるシジミは、買ってきてすぐには調理できません。

下処理の手間がかかる生シジミよりすぐに使える冷凍シジミの方が、とても使いやすいです。

特売の時にまとめて買ってきて、下処理の手間を一度で終わらせて冷凍保存することで
節約にもなって調理の時短にもなります。

冷凍シジミの解凍法と保存期間

冷凍シジミの解凍の仕方

冷凍シジミは、殻のままのものもむき身凍ったまま調理します。
特に殻のまま冷凍したシジミは、急激な温度変化で口が開くので沸騰したお湯に入れて
茹でて下さい。

他の調理法の時でも、殻が開くまで必ず強火で加熱し続けます。

冷凍シジミの保存期間

冷凍シジミは、1ヶ月くらい保存可能です。
冷凍することでシジミは美味しくなりますが、一度解凍したものは再冷凍出来ません。
殻付きのまま冷凍保存したシジミは、必ず火にかける寸前に冷凍庫から取り出してくださいね。

自然解凍すつと、殻が開かなくなってしまうので気を付けてください。。

まとめ

シジミの味噌汁も、美味しいですよね。

冷凍保存することで、旨みや栄養成分が8倍にもなるなた

冷凍しないともったいないですね。

身体にも良いといわれているシジミの栄養を効率よく摂取しましょう。

 

 

 

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