誰でも手軽にできる家庭での能力開発する歌の聞かせ方のポイント!

子育て
能力開発、歌、乳幼児

能力が飛躍的に伸びる子供に共通していることは、胎児期からお母さんによる

働きかけをしてもらっていることです。

子供がまだ話せなくても、書けなくても語りかけたり、歌を歌って聞かせたりして

知的刺激を与えてもらっていた子供は、2歳になる頃には文字が少しは書けるようになり

読む力も育っています。

働きかけをしているお母さんは、数字や文字に限らず子供がっ興味をもったものから

伸ばすという上手なやり方をされています。

誰でも上手に働きかけができるのは、「歌」です。

「歌」をどのように聞かせていけばよいのかをお話しますね。

家庭での「歌」の聞かせ方のポイント

歌うのが下手でも大丈夫!

「歌」は、お母さんが歌って下さいと言うと
「私は、歌が下手だから子供が音痴になってしまうのでは?」と心配するお母さんがいます。

今の子供を取り巻く環境には、ラジオやテレビ、オーディオなどから流れる正しい音声が
たくさんあります。
親が多少音痴でも、子供が音痴になるという可能性はほとんど考えられません。

それよりも大切なのは、親が多少音痴で音程が外れたても一生懸命に心を込めて
肉声で我が子に歌うからこそ、子供もじっーと耳を傾けて聞こうとし
また親の愛情が伝わり情緒も安定します。

オーディオだけに任せない

「歌」を聞かせるのに一番手っ取り早いのが、CDを聞かせる方法です。
お母さんが家事などで手が離せなくて肉声で歌ってあげられない時は、ぼっーと寝かせておくよりは
CDなどで曲を流して聞かせておいた方がずっと良いです。
でも、CDなどに頼りっぱなしは、感心しませんね。
乳幼児たちは、お母さんの肉声だから聞こうとし、覚えようとするのです。
そしてこの親子の繋がりが、意欲へも繋がります。
肉声で歌ってあげる事の方が効果が高いということを理解したうえでCDなどを
上手に活用してくださいね。

歌うときは、子供の目を見ながら

赤ちゃんの視力は、生まれた時でも0.04あり30~40センチの距離なら見えることがわかっていて
お母さんが歌っている時、お母さんの口もとをじっと見ています。

お母さんが歌を歌ってあげている時、スマホを見ながらやキョロキョロして子供を
見ていなかったら、歌を聞かされてる子供は歌に対して興味をもつでしょうか?
赤ちゃんの目をしっかり見つめて歌うようにしましょう。
そうすれば、赤ちゃんはお母さんの歌う言葉をしっかり受け止め、お母さんの口の動きを
まねて発声しようという意欲も育ちます。

義務で歌わない!

歌を聞かせることが子供の能力開発になるということで、教育ママが知識を詰め込むような気持ち
歌い聞かせをすると、その心は敏感に子供に伝わるものです。そうなると、子供にとって
お母さんが歌ってくれる歌は楽しいものではなくなり、覚えようとする意欲は薄れてしまいます。

良い刺激を与えて脳に回路を作るために歌をきかせているのに、刺激にならず逆に心を閉ざすことに
なりかねません。
人間として幼児期は最も基本的な部分が形成される時期です。
下手でも心を込めて、子供の人格を尊重しながら愛情をもって真剣に歌い聞かせてあげて下さいね。

お父さんも歌いましょう!

歌は、お母さんだけでなくお父さんも歌ってあげて下さいね。
お父さんが歌うことでお父さんの声を記憶しようとすること自体も子供の脳にとって
とても刺激になります。
できれば、家族で歌う方が楽しいし、またみんなが歌っている歌に子供も興味を
持ち、歌が大好きになって覚えることになり能力開発が進むことになります。

絵や文字を見せながら歌う

歌を歌うたびには、難しいかもしれませんが、1日に1~2回は歌いながら歌に関連のある絵や
文字を見せながら歌うと効果的です。
「ぞうさん」の歌を歌いながら「象」「ぞう」の文字を見せながら歌うということです。

歌の内容をイメージできるような文字や絵を見せたり、歌詞の文字を目で追いながら
歌うと文字への好奇心が育ちます。

文字が書けるなら歌詞を書かせる

もし子供が文字をある程度かけるなら、覚えた歌詞を書かせてみると言葉の習得に
効果があり国語力に繋がります。

例えば、「浦島太郎」の4番の歌詞に
「帰ったみれば、こはいかに・・・」という文句があります。
この歌詞を子供が書いてみると
「かえってみれば、こわいかに・・・」書いていました。
でも、何日かするうちに、「こは(これは)」という日本語の使い方もあることに
気づいていきました。

歌で覚えていった言葉をさらに確実に身につけるためにも、有効な方法です。

記録をつけて歌い聞かせましょう

歌の歌い聞かせに限らず、本の読み聞かせや幼児への働きかけでは、記録をとることが
とても大切です。

効果的な働きかけを続けていくためには、子供を上手に褒め働きかけの成果をきちんと
知ることです。
そのためにも、親が子供の伸びを正確に記録して今までの働きかけを見直すようししていく
必要があります。
「いつ、何回、どんな歌を聞かせたらどんな反応があった、どれぐらいおぼえたか」
のようなことを、記録しながら歌の歌い聞かせをしてください。

記録をつけると、子供の好きな歌の変化や記憶力が加速するポイント、
歌いきかせてる時の子供の反応の変化を知ると、子供の成長が目に見えて
とても嬉しく、また働きかけを頑張ろうという気持ちになります。

まとめ

子供への働きかけは、ひたすら毎日インプットを続けることですが、すぐに子供の変化を感じたり
することができなかったりするので、お母さんのモチベーションが下がりやすいです。

また、毎日子供と接していると子供の変化にお母さんが気づけないこともあります。
子供の様子を客観的に見て子供の変化をお母さんに伝え、褒めてくれる人がお母さんの
そばにいてくれると、心強いかもしれませんね。

 

 

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