子供は、親が自然に挨拶しているのを見て覚えます。
たとえば、食事の時の「いただきます」や「ごちそうさまでした」
また「ありがとう」や「ごめんなさい」も家庭内で覚えていきますね。
そして入園後、これらの挨拶は子供が周りの人々とのコミュニケーションの一つとして
言うようになっていきます。
でも最近は、この挨拶さえできない親もいます。親がしなかったら
もちろん、子供もしませんよね。
人と関わる際の最低限のマナーができていないと、社会に出てから
明かに、欠けてる人間として見られます。
幼児期のしつけと親の振る舞いが子供の将来の成功を大きく左右します。
では、どのようにしつけをしたらよいのかをお伝えします。
自制心・思いやり・教養をしつける
- 自制心と他者への配慮をしつける
偏差値やテストの成績に偏重した教育をしない。
勉強も重要ですが、大きな差を生むのは自制心や他社への配慮を含めた人間教育です。
「整理をする」「浪費しない」「遅刻しない」「礼儀を重んじる」「他者に丁寧に接する
という習慣の有無が子供の人生を左右する。
しっかりしつけをしてあげないと、将来、苦労するのは子供たちです。 - まっとうな金銭感覚を身につける
金銭感覚は、自立して生きていくための規律の中でも最も重要な心得の一つ。
お金を稼ぐことの大変さ、尊さ、賢くお金を使うことの大切さを幼少期から教える。 - 教養と感受性を身につける
学歴が高く、キャリアで成功していても品性と教養がなければ尊敬されない。
親の振る舞いで導く
- 「役割分担」でしつけをする
しつけの厳しさも、子供が感じる愛情とのバランスが大切。
しつけが厳しすぎて子供が親の愛情を疑うようになれば、折角の厳しいしつけも本末転倒。 - 親の会話が、子供の人間性を形作る
子供の前での発言に気を配る。
親の偏見や見識が、そのまま子供の人間性を作る。
社会の偏見に惑わされず、その偏見にさらされる人の気持ちの視点を理解できる人
こそ、その豊な人間性が尊敬される。 - 子供は親の真似をする
背中を見せて、子供をしつける。
子供は親の行動を真似するので、わが身を律せずして子供をしつけることは不可能。
おおらかな環境で子供を伸ばす
- プラス思考で、明るく大らかに育てる
大きな愛情で包んで上げるような環境で「誰にも受け入れられる」という自信を育てる。 - 父母間での「けなし合い」は絶対にダメ!
建設的な夫婦間の議論と、単なる罵り合いは異なる。
両親の不仲から子供が感じるストレスは大人の想以上のもの。 - 「正しい褒め方」で伸ばす
むやみに褒めてはいけない。才能より努力を褒められた方が子供は伸びる。
結果だけでなく、「頑張っていること」自体を褒めてあげる。
無償の愛情で子供を守る
- 子供の非行には、執念で向き合う
子供が非行に走ったときの覚悟をする。
周囲が子供を見放したとき、最後まで向き合えるのは親だけ。
学校の先生や友達、社会が親以上に親身になることはない。 - 信頼で子供を包む
子供と双方向の信頼関係を築く。
日頃から子供に誠実に向き合い、信頼し合える関係を築く。 - 無償の愛を注ぐ
十分、無償の愛を感じさせる。
親に愛されているという感覚ほど、子供の幸福にとって大切なものはない。
自分なりに子供を愛してるだけでなく、言葉と行動で愛情を伝える。
まとめ
幼児期の基本的な生活習慣のしつけは、子供に
自分を律する自律心を身につけることができる。
この自律心は、子供が社会に出た時に一流の二流を大きく分ける素質になる。
生活習慣を身につけるしつけは、子供との信頼、愛情関係を大切にしながら
親が子供に手本をみせながら育てていくものです。
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