高学歴のパパとママほど「自分はしっかりした教育ができる」と
思って子育てしてる方が多いです。
でも、実際に子育てをしてみると頭の中で考えていたことが
上手くできなくなることがあります。
それは、さまざまな要因が考えられます。
そして最終的には、自分では教えられなくなり他人の手を借りる事になります。
そんな状態で来られたパパとママ、いったい何がいけなかったのでしょうか?
高学歴からの自信
学歴が高いパパとママは、「自分たちは優秀なので子育ても完璧にできる」と
思い込んでいる人が多いように思います。
自分で指導できなくなって来られた親子を見ると
実際に子供に指導していたことは、間違ったことはしていません。
しかし、ただ子供にしていただけでは効果はでません。
正しい方法で行っていかないと、つくべき力もつかないことを
知らずに指導していることになります。
やがて親は、疲れてきて
「こんなにやっても力がつかない、子供も反抗し始めた。自分ではもう教えられない。」
となるようです。
高学歴が故に思い込みが強い
学歴が高い故に、しっかりとした子育てができる自信をもっている。
自分の頭の中で、この方法が最適な子育てだと思い込んで実行しているのです。
その場合、思い込んでいる知識がとても浅いです。
たとえば「読み聞かせ」です。
「読み聞かせ」をすることは子供にとても良いと言われていますが
さて、どのようにどれくらいどのように読めばよいのでしょうか?
本はどのように選べば?
「読み聞かせ」でつけることのできる力とは?
効果的な読み聞かせの仕方は?
などを理解して行っていないからです。
最初は、順調にいきますが親子だと難しくなることも出てきます。
子供の成長し反抗するようになると、親の思った通りには進まなくなります。
親が子供の成長に蓋をしていることに気づかない
高学歴のパパやママは、自分の人生を振り返って
「幼稚園では、これくらいまで・・・」
「小学校入るまでには、これくらいまでできていれば・・・」
と我が子の教育プランを作って実行していることが多いです。
先日、来られたお母さんは私が子供の状態を把握している時に
「えっ!そんな大きい数まで・・・私はまだ30までしか教えていません。」
お母さんは、冊数は少ないものの読み聞かせやその他の働きかけをしていたので
子供の能力は高いと思いました。
でもお母さんが「30まで・・・」という設定をしてしまったことで
子供の成長を止めていました。
「やっとこさの30」なのか「余裕の30」なのかで大きな差が出てきます。
大きい数を知ることで、数の並びや数の感覚が身につくことを
初めてお母さんは知ったのです。
ただ30まで言える、わかるだけでは見えない世界があるのです。
まとめ
高学歴のパパやママは、とても教育に熱心で子供へ関わりを
とても大切にしていると思います。
私の子育てもそうでした。
自分の子育てには100%の自信をもって子育てしていました。
でもある日、専門家の方から話を聞いて時
いかに自分が、自分の狭い世界で子育てしていたのか
自分の知識の浅さと自分勝手な思い込みで子育てしていたことに気づいたのです。
もし、私が専門家の人の意見も取り入れながら子育てをしていたら
我が子たちをもっと伸ばすことができたかもしれないと思うと
今、子育てをしているパパとママには私と同じ思いをして欲しくない。
自己流に固まらず、自分に合った子育てのプロから情報を得ながら
子育てして子供の能力を最大限に伸ばしてあげて下さいね。
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