赤ちゃんへの歌や語りかけ・読み聞かせは、子供の心を育てる働きかけがあることは
誰もが知っていますが、その効果について実感できていますか?
歌を歌って聞かせることや読み聞かせは、誰もが簡単にできるのは、とても良いことですが
実感できていないのは、正しい語りかけや読み聞かせの仕方を知らないからだと思います。
また0歳児に働きかけることは、知識を詰め込んでいるようで可哀想と思う人もいるようです。
0歳、1歳児に乳幼児教育をするのは、子供の才能をまいて芽生えさせることです。
働きかけで芽生えた才能によって子供が、やがて立派な仕事につき、世の中の役に立って
生涯を倖せにに過ごさせたいという親の心からの愛情からでた思いなのです。
たくさんの言葉を知っているということは、周りの会話にも反応することができるのです。
もし、なんの言葉もインプットされていなければ、ちょうど英語が全く分からない人が
英国人同士の会話の中に立たされているようなものです。
反応することもできず、ぼっーとしていなければならないのと同じです。
インプットによりたくさんの言葉を知ることで、絵本の世界を知り
疑似体験をすることで心が豊かになっていくのです。
今回は、歌や語りかけ・読み聞かせによりたくさんの言葉を知った子供の
お父さんが読み聞かせをしている時の様子をご紹介しますね。
働きかけにより言葉をたくさん知っている心豊かな子供のエピソード
「きこりのひみつ」の読み聞かせの時の様子
今日も、「きこりのひみつ」の本を読んでいた時のことでした。
本の中に、山鳥が卵を温めている山が火事になり親鳥が火の中から飛び出してくる
場面になると悲しそうに
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あちっ、あちっ!
と言って泣くのです。
その悲しそうな表情はとても真剣で「なんとかして助けてあげて!」と
訴えているようでした。
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大丈夫だよ。
優しいきこりのおじさんが、卵をとって助けてくれたよ!
と言って、本の最後のページに鳥の親子の絵を見せると安心して優しい顔になりました。
「おたまじゃくしの101ちゃん」の読み聞かせの時の様子
本の中で、タガメとザリガニに意地悪する場面では、拳を固めてその場面を打って怒り
表します。
おたまじゃくしたちが、「おかあさん、おかあさん」と言って泣く場面では
一緒に
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え~ん、え~ん
と泣き、最後の場面になると
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よかった!
と言ってにこにこ楽しそうにします。
童謡「赤いくつ」を聞いた時の様子
童謡の「赤いくつ」を聞くと
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さびしい曲だね
と言ってあまり歌いがらない。
言葉を豊富に持っている子供は、情緒的にも安定している
歌を歌ってあげたり、たくさんの本の読み聞かせや日常の出来事の語りかけをたくさんして
言葉をたくさん覚えた子供は、「悲しい」「楽しい」などを感じられる能力が育っています。
「情操教育こそ大切であって、知的教育は後で良い」という人たちもいますが
言葉を知らない子供に、いくら情操教育をしたところで効果があがるのでしょうか。
言葉を知らない多くの赤ちゃんは、自分の気持ちを泣くことだけで表現します。それは
あくまでも自分の感情についてだけです。
言葉を介したお話の中でその場面から「嬉しい」「悲しい」などの気持ちを感じられる能力を
育てるためには、言語を中心とした知的教育がやはり必要なのではないでしょうか。
そうすれば、たくさんの読書もできるようになり、また周りの人たちの立場も理解できて
豊かな感情が育っていくのだと思います。
言葉を豊富にもつ子供は、本の中から豊かな気持ちを育てているため情緒的にも
安定していて、自分以外の人たちにも細やかな気持ちを持っています。
物を覚える、知識を吸収しようとする子供の脳や神経は、沸騰しそうなほどに
活動しているのでしょう。
この脳の活動が、深い思考力と豊かな感情を育てているのだと思います。
まとめ
本を読み聞かせしている時の子供の様子をご紹介しました。
ご紹介した子供の年齢は、1歳6ヶ月です。
この子供は、1歳6ヶ月で童謡235曲覚えています。
童謡200曲を覚えるぐらいになると、読み聞かせの量が爆発的に増え
1日の読書量は、50冊にもなっていました。
歌や読み聞かせのよる効果を実感するためには、それだけの量の働きかけが必要なのですね。
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