麻マスク涼しい?特徴は?天然の抗菌作用!神社でお祓い等に使われている!

生活

麻の服は、夏とても涼しいけど

しわになりやすく、着る前にアイロンかけが必要なので

避けてた素材だった。

マスクなら、小さいから多少のしわがあってもいいかなと

思って作ってみたら、これまた凄かった!涼しい!風通る!

麻について調べてみました!

麻とは?

麻には、

亜麻(アマ)、苧麻(チョマ・ラミー)、黄麻(コウマ・ジュート)、サイザル麻
、マニラ麻

など多くの種類があります。

亜麻と苧麻の2種類が主に衣類用として使われています。

麻(リネン)は、比較的寒い地方で栽培される1年草です。
茎の部分の繊維が麻(リネン)の原料です。

麻の特長

優れた撥水性と吸湿性

麻(リネン)は、コットンの約4倍の吸湿性があるので
汗や水分を吸収し、さらっと気持ちよく暑い夏でも着ることができます。

吸水した水分も発散してくれるので雑菌やかびを防ぎ、においも抑えてくれます。
天然の抗菌作用が含まれているとも言われている。

丈夫で長持ち

天然繊維の中でも最も強靭な素材で、衣料品以外にも使用されています。
水に濡れると、強度が増すので負荷のかかる洗濯の収縮に気をつける必要があります。

汚れがおちやすい

強靭なだけでなく、汚れもおちやすい。
洗いやすく、清潔に保ちやすいので衣料品、シーツ、タオルなどに
よく使われています。

洗うたびに、柔らかさが増し、さらに肌によく馴染むようになります。

季節を問わない

繊維の中に空気を含んでいるので、夏は涼しく、冬は温かさを
作りだしてくれるので、季節を問いません。

混紡性に優れている

麻は、異素材と混紡するとお互いの良い点を共有し、悪い点を補い合うことが
できる素材です。

たとえば、

「リネンとコットン」
麻はチクチクするイメージですが、コットンと混紡することで
ふんわりとした馴染みやすい生地になり
洗濯による色の劣化も防ぎます。

麻(リネン)のお手入れ

丈夫な生地ですが、お手入れで生地に負担がかかるのは洗濯です。
洗濯の仕方を変えるだけでも、長く愛用することができます。

洗剤は、中性または弱アルカリ性の洗剤

洗濯機使用の場合は、ネットに入れる。

脱水は、短めにして早めに自然乾燥。乾燥機は縮みの原因になるので使わない。

干す方は、天気の良い日に裏返しにして平置きで陰干しにする。
直射日光が当たり続けると、紫外線による黄ばみや色おちすることがあります。

人間にとって麻とは?

麻は、古来から神聖なものとして取り扱われてきました。

今日、神社や社寺、仏閣で「魔除け」「厄除け」「お祓い」等に使われています。

「魔除け」として縁起物に使われるのは、
「麻」の育成が早く、発展拡大につながり大きく根を張ることから
「商売繁盛」「事業発展」「子孫繁栄」にも根を張るとされているからです。

また、「麻」に触れる機会の多い人は、幸せであるとも言われています。

生活の中で身近な「麻」は、

運動会で使われる綱引きの綱
「硬質性」の麻である「マニラ麻」で作られています。

鈴縄
神社へ行ったとき、お参りする際に鳴らす鈴縄。
「軟質性」の「大麻」から作られています。

他には、神社で授与される「御札」や「しめ縄」
神主さんが魔を祓う「幣(ぬさ)」
横綱の土俵入りの時に使う白いまわし
も麻で作られています。

七味唐辛子の中に入っている黒い粒は、麻の実です。

麻からディーゼルエンジンの車が走るくらいの高品質な油も取れます。

「麻」は、「古代布」「粗布」「荒布」とも言われ、人間と共に
さまざまな国、地方で育成され、歴史、文化、産業、宗教の祭りごとに
深く関係し、生活の中心とした繋がりで深く関わりを持っています。

まとめ

天然抗菌作用の麻!

魔除け、お祓いする時に使われていたことを知ると

今、麻のマスクをするってことは、

神様に守られてる気がします。

自然の素材って、いいですね。感謝!!

 

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