天候が不順な日が続いていますね。
暑かったり、涼しかったり、晴れてると思ったら曇ってきて
外出先で急な雷雨に合ったこと、ありませんか?
雷が鳴りだしたら、どうすればいいか知っておきたいと思って調べました。
雷が鳴っている時してはいけないこと
- 傘をさしてはいけない。
傘をさしていると、雷を呼び寄せることになる。 - オートバイ・自転車は危ない
動く避雷針となるため、降りて安全なへ。 - 光ってから鳴るまでが長いから安全と思ってはいけない。
雷が鳴ってたら雨が降っていなくても、急いで避難する。 - 軒下や木陰は危ない。
建物や木に雷が落ちる場合があるので、木・高い建物から離れる。 - ゴム製品は効果ない。
ゴムは電気を通さないと思われがちですが、高い電圧を防ぐことはできない。 - 金属アクセサリーをはずしても落ちないわけじゃない。
金属アクセサリーをつけていても、あまり変わらないが
落ちた場合、アクセサリーをつけていたところが火傷するので
はずしておいた方がいいでしょう。 - 雷が落ちる直前
鉄の味がし、髪が逆立ち、皮膚がピリピリ感じたら
高い安全な場所へ、低い姿勢で避難する。
雷が落ちやすい状況
- 広い平地に落ちる
- 木陰での雨宿り
落雷死亡事故で、多いのがこの2パターンです。
高い建物、木陰に落ち間接的に感電したり、直撃する場合がほとんどなので
高い建物や木陰からは、離れることが最も大切です。
応急処置は?
落雷被害者に触っても、電気を溜めていないので感電しません。
すぐに、救急車を呼ぶ。
- 呼吸と脈拍をみる。
- 呼吸や脈拍が止まっていたら、人口呼吸と心臓マッサージを交互に行う。
(救急車を待っていてはダメ。) - 呼吸や脈拍があっても、意識がない時
肩の下に、何か柔らかいものをはさみ、頭を下げ、気道確保する。 - 呼吸や脈拍があり、意識がある時
鼓膜が破れて聞こえない時もあるので、パニックにならないようにする。 - 火傷がある時
水で冷やす。
効果的な雷しゃがみ
緊急時の雷しゃがみを覚えておきましょう。安全な場所へ避難できない時に!
- できるだけ引く姿勢にする。
直撃を防ぐ。 - 耳を両手でふさぐ。
鼓膜を守る。 - 両かかとを合わせる。
足から電気が流れたとしても、上半身に流れないようにする。 - つま先立ちをする。
地面との接点を小さくして、電気侵入を最小におさえる。 - 姿勢を低くするが、腹ばいになると接地面積が大きくなるのでダメ。
- 荷物は、地面に置く。
- 人と人の間隔を30㎝離れる。
家の中の落雷被害
屋外にいるより、家の中の方が安全ですが100%安全というわけではありません。
雷が落ちたらどんなことが起きるのかを知って、対策をしましょう。
雷が落ちると、電線に高い電圧がかかり、アンテナや電話線などを通って
室内に電気が侵入してきます。
電化製品
室内に電流が流れ込むと、コンセントや、電源で繋がっている電化製品は
故障の原因となります。
特に、精密機械のパソコンなどは、被害が大きい。
感電
外から金属で繋がっている水道管などで、感電することがある。
マンションより一戸建ての方が、電気が侵入しやすいので
水回りには、近づかない。
停電
電線に直撃を受けると、近くに雷が落ちなくても停電になります。
復旧に時間がかかることが多いので、夜の停電に備えて
枕元に懐中電灯を用意しておくと良い。
家での雷対策
- 感電を防ぐため、水道管、窓の金属部分には触れない。
- 水回り、電化製品から離れる。
- エアコン、洗濯機、冷蔵庫などの大型家電にアースをつける。
- 電化製品のプラグをコンセントから抜く。
- 電流侵入を防ぐ電源タップを使う。
まとめ
サッカ-選手が、雷の直撃を受けたにもかかわらず
生還した映像を見て、とても驚いた。
金属アクセサリーをつけていたところは、火傷をしていた。
生還できたポイントは、直撃を受けた直後の処置が良かったことだった。
知識として、知っていれば命を救うことができると思って調べて
良かったと思いました。
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