「魔の2歳児」と言われるイヤイヤ期、その原因は「脳」にあった!上手く乗り越えるるコツとは!

子育て
イヤイヤ期、脳、原因、対処法

子供のイヤイヤ期……ただでさえどうしていいかわからず辛いと思っているのに、

外出した時のイヤイヤは、特に周りの人の目が気になってしまいますね。

自分の思い通りにならないと、どこでも寝ころがって手足をバタバタさせて

大声でギャーギャーとわめいて、全力で泣きわめく姿にどうすることもできず

こっちも泣きたい…と思ったこともあるのではないでしょうか。

そんなイヤイヤ期ですが、大変な思いをするママもいれば全くイヤイヤ期があったのかな

と思うママもいます。

この違いは、何でしょうか?

できれば、大変なイヤイヤ期を苦労せずに過ごすための、事前対処法とイヤイヤ期の対処法を

調べてみました。

 

イヤイヤ期って?

イヤイヤ期とは、2歳前後の子供が「イヤ!ダメ!」と自己主張が強くなり「魔の2歳児」

とも言われています。

自我が芽生え、今までされるまま言われるままだった状態から自立しようとする一歩を

踏み出しているので決して悪い事ではありません。

一般的に、3歳頃になると落ち着いてきて、4歳になる頃にはイヤイヤ期が知らない間に

終わってるようです。

イヤイヤ期は、どんな状態?

イヤイヤ期の状態には、個人差がありますが、やりたいこと・したいことがあると

自分の「本能のまま」そこに向かって一直線に進んで行きます。

例えば、自分で洋服を着たがる場合、思うようにボタンが留められないとイライラして

泣きわめくことがあります。

自分でやりたい気持ちを尊重して、前後逆にズボンをはいていてもボタンが留められてなくても

ある程度見逃す広い心を持つことも大切です。

他にはご飯を食べない、オムツを替えたがらない、お風呂に入りたくないなど

日常のこと全てがイヤになってしまう日もあります。

外遊びに出掛けようとすれば、自転車やベビーカーに乗りたくないと始まり、

公園でも、滑り台など順番やルールを守れなかったり……。

買い物に行けばおもちゃやお菓子が欲しいと泣きわめいて、その場から

離れようとしません。

家でも外でもイヤイヤ期の子供と一緒に過ごす時間は、精神的体力的にも負担と

感じてしまいます。

イヤイヤ期は、とても重要な時期

このイヤイヤ期は子供の成長過程で、とても重要な時期です。

脳も身体も脳もどんどん成長しているので、イヤイヤ期がきたということは

子供が順調に育っている証でもあるのです。

イヤイヤ期の原因は、「脳」

イヤイヤ期は、育て方や環境の影響といったことではなく、「脳」の前頭前野が

未発達なことが原因と言われています。

子供は、自分の思い通りにならない時に、気持ちを抑制する脳の働きがまだ未完成のため、

気持ちの表現がうまくできないのは当然なのです。

またこの時期の子供は、まだ言葉が使えないので自分の気持ちを伝えることが

できません。なので泣いて暴れて意思表示をするのです。

順番やルールが守れないのも、まだ順番やルールを理解していないから

守れなくて当り前なのです。

イヤイヤ期の上手な乗り越えるコツ

言葉を話せるようにしておく

イヤイヤ期があったのかしら?と思うお母さんたちの共通点は、子供が小さい時から

読み聞かせをしていたことです。

0歳児に読み聞かせをしても・・・と思う方もいるかもしれませんがこの時期の読み聞かせは

脳トレなのです。

早い時期から脳への働きかけをすることで、柔らかく吸収力のある脳になり

お母さんに自分の意志を言葉で伝えることやきまりやルールを日々教えてもらうことで

理解できるようになってきます。

そうなれば、本能のままに行動することがなくなります。

人間が動物と違うのは、言葉を使い考えることができる点です。

読み聞かせをたくさん子供にすることによって、脳の成長を急速にさせ、早い時期に

言葉を使えるようにしてあげることで、イヤイヤ期を楽にすごせることは

私の経験上、明らかなようです。

時間に余裕をもって行動

イヤイヤ期になってしまったら・・・

まず、お母さんが心に余裕を持つためにも時間に余裕を持って行動することが大切になります。

「子どもが自分でやりたい!」と言い始めたことは、子供が納得がいくまでさせてあげたいですね。

自分で脱ぎ着がしやすいようにボタンのない洋服、デザインよりも履きやすい靴を選んであげる

ような工夫も必要です。

気持ちを代弁する

脳が未発達で、自分の気持ちが言葉で表現できないので、お母さんが

「こうしたいの、こういう気持ちだったのね」と気持ちを代弁してあげましょう。

代弁してあげることで、子供もお母さんも気持ちが落ち着いてきます。

褒める

イヤイヤ期が続くと、つい叱りたい気持ちになりがちですが

もちろん、いけないことをした時は叱ることも大切ですが褒めることも意識して

あげてください。

お子さんも叱られてばかりだと、嫌な気持ちになってしまうので褒めてあげて

子供の自尊心を育ててあげましょう。

お母さんが積極的に子供の褒めることを見つけて、褒めてあげることで、

安定した気持ちになることができます。

まとめ

イヤイヤ期は、お母さんにとって辛い時期ですが、子供にとっては自我が芽生え

脳が成長するとても重要な時です。

脳は、0~3歳の間に人生で一番急激に成長する黄金期と言われています。

イヤイヤ期をスムーズに乗り切るための最善策は、

「生れたら読み聞かせを始めること!」です。

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