今年2020年の冬至はいつ?カボチャを食べ柚子湯に入るのはどうして?

生活

今年の冬至は、2020年は12月21日です。

冬至と言えば、かぼちゃと柚子湯ですね。

風邪をひかないように柚子を入れたお風呂に入ります。

冬至の日の食べ物がカボチャなのは、運盛りの語呂合せと知られてますがる由来
本当にそれだけなのかな?

もっと深い理由が冬至にはあるようです。

日照時間が最も短くなる冬至

冬至は、太陽の位置が北半球において1年で最も低くなって、最も日照時間が短くなる日です。
冬至の日は固定してなくて12月21日頃にあたり、毎年変動します。
冬至の日の日照時間を、1年で太陽の位置が最も高くなる夏至(6月21日頃)と比較すると
東京で約4時間40分、北海道の根室で約6時間半の差があります。

【冬至はいつ?年別日付】

  • 2019年12月22日
  • 2020年12月21日
  • 2021年12月22日
  • 2022年12月22日
  • 2023年12月22日
  • 2024年12月21日
  • 2025年12月22日
  • 2026年12月22日
  • 2027年12月22日
  • 2028年12月21日
  • 2029年12月21日
  • 2030年12月22日

「一陽来復」冬至・太陽が生まれ変わる日を境に運が向いてくる?

冬至が最も日が1年で短いということは、翌日から日が長くなるということです。
冬至を太陽が生まれ変わる日と考え、世界各地で古くから盛大に冬至の祝祭が行われていた。
冬至が太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では、暦を計算する上での起点となっています。

冬至は、日本や中国では太陽の力が一番弱まった日であるとされ
再び力がこの日を境に甦ってくることから、陰が極まって再び陽にかえる日という意の
一陽来復(いちようらいふく)と言って、運が冬至を境に向いてくるとされ
上昇運にみんなが転じる日なのです!

柚子湯とカボチャ

どうしてカボチャを食べるの?

黄色は、古来魔除けの色でした。
1年の区切りである冬至の日に、栄養価が高くて黄色いカボチャを食べて
無病息災を祈りました。

」がつく食べ物を食べると幸運に繋がる、という説もあります。
カボチャは南瓜(なんき)とも言うので、当てはまります。
その他にニやレコンなど、「」のつく食べ物を7種類食べると
魔除けにもなると言われています。

柚子湯に入る理由

黄色い柚子を入れたお風呂に入ると、邪気を祓う意味があります。
鎮痛成分や血行促進が含まれている柚子には、風邪予防も出来るからです。とされています。

冬至を”湯治(とうじ)”に、柚子を”融通(ゆうずう)”にかけて
「融通をきかせて世間を渡れますように」という願いが込められているそうです。

冬至の風習その他

こんにゃく

こんにゃくは、体に溜まった砂(毒素)を出してくれると考えられ
冬至の日に食べると、1年分の汚れを落として新たな1年を、体を綺麗にして
迎えることができると考えられています。

小豆粥

赤色の小豆粥(あずきがゆ)は、鬼(悪霊)を祓う力があるとされていたため
冬至の日に小豆粥を食べ、邪気を払っていました。
この風習は、もともと中国で行われていたものが日本に伝わり今でも残る地域があります。

言い伝え

太陽が復活する日の冬至は、農業にとっても非常に重要な日でした。
農業に関わりの深い言い伝えがいくつか残されています。

・冬至の日が、晴れると翌年は豊作になる。
・冬至の日が、雷だと翌年は雨が多い。
・冬至の日に、南風が吹くと翌年は大雨や地震など災害が起こる。
・冬至の日が、雪だと翌年は豊作になる。

冬至の火焚き

かつては冬至に、炉や木戸口で火を焚く習慣があり
ナスの木を焚く風習が信州にはあります。

まとめ

毎年、冬至になると母が煮たカボチャを食べ、柚子湯に入っていた。

柚子湯は、身体を温めるからだろうぐらいにしか理解していなかった。

日本の伝統的に伝わる冬至(とうじの)風習の由来や意味を知ることができ

今年の冬至は、いつもと違う気持ちで楽しむことができそうです。

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