「長芋」「自然薯」って何が違うの?旬・栄養・粘り強さの違いとは?

長芋、自然薯、栄養 料理
長芋、自然薯、栄養

「長芋」「自然薯」が大好きだけど、調理すると手が痒くなりますね。

でも、形や粘り気の違いはどうしてなのでしょう?

種類・旬・栄養・粘りについて調べてみました!

「やまのいも」の種類

「やまのいも」の種類は、「長芋」「大和芋」「自然薯」
に分けられます。

「長芋」

「長芋」「山芋」として一般に売られています。
長芋は、長さは約50㎝の棒状をしていて、スーパーで
よく売られています。
長いものは、カットして売られています。

長芋の表面は、でこぼこしていて、ひげが生え
皮は、ベージュ色です。

山芋の中では、粘り気が少なく水分が多いのが特徴です。
擦ってとろろにしたり、細切りにして酢の物やサラダで
されることが多いです。

 

「大和芋」

いちょう芋

「いちょう芋」は、白っぽいベージュ色の皮で
手のひらの形をしているのが、特徴です。
「大和芋」として関東のスーパで多く売られています。

「長芋」より粘り強く、水分量が少ないのが特徴です。
あくが少ないので、煮物として調理されています。

つくね芋

「つくね芋」の特徴は、握り拳のような形です。
関西で売られていて、ごつごつしていて粘りが強いです。
だし汁で割ってとろろで、食べられています。
また、お饅頭の材料としても使われています。

「自然薯」

「自然薯」は、日本原産です。
「長芋」より長く、細長く、粘り雅強く栄養も豊富なのが特徴です。
「自然薯」の栽培は、「長芋」より手間がかかり、収穫するまでに
3~4年かかるため値段は高く、流通量が少ないです。

「むかご」

「むかご」は、「長芋」や「自然薯」の脇芽に部分です。
つるの葉の付け根に付く2~3㎝程度の小さい芋です。
成長に使う糖分を蓄えているため、甘みがあり美味しいです。
植えておくと、数年で種芋になります。

炊き込みご飯や塩ゆでにされることが、多いです。

「やまのいも」の旬

「やまのいも」の旬は11月~1月で、この時期に収穫されたものを
「秋掘り」と言われています。

「長芋」は、「春掘り」と言われる4月~5月に収穫するものもあり、
「秋掘り」より成分や旨みが凝縮されているので濃厚です。

「やまのいも」の栄養

「長芋」「大和芋」「自然薯」の栄養価には、大差はなく
ミネラルやビタミンは、あまり含まれていません。
多く含まれている成分は、体の水分量を調節して浮腫みを予防してくれる
カリウムです。

また消化酵素のアミラーゼも含まれていて、でんぷん質が多いですが
消化が良いのです。
でんぷん質を加熱せずに食べると消化が悪くため、お腹を壊して
しまうのですが、生で食べることの多い「やまのいも」は、消化酵素を
多く含んでいるのでお腹を壊すことは、ありません。

自然薯の成分

ビタミンE

自然薯には、多くのビタミンEを含んでいます。
ビタミンEは、抗酸化作用が強く「若返りのビタミン」と
言われ、動脈硬化や老化予防などの生活習慣病予防に効果がありあす。

DEHA

「DEHA]という新陳代謝を活発にし、老化防止に効果のある
若返りホルモンが含まれています。

アルギニン・アスパラギン

疲労の原因となるアンモニアを除去して疲労効果のある
アスパラギン酸やアルギニンという酵素が含まれています。

アミノ酸の一つであるアスパラギン酸は、エネルギー源として
利用されやすいので、滋養強壮や疲労回復に効果があります。

「やまのいも」の粘り強さ

「やまのいも」の粘り強さを比較すると、

一番粘りが強いのは、「自然薯」
二番目が、「大和芋」
三番目が、「いちょう芋」
四番目が、「長芋」です。

まとめ

種類や粘り強さ、栄養がわかると調理の仕方を変えたくないますね。

切り口の色止めや痒みを防ぐには、お酢を活用すると良いみたいです。

私は、「長芋」を擦ったとろろだけで作るお好み焼きが好きです。

「若返り」の効果のある「やまといも」を美味しく頂きましょう。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました