コーン茶とは?効能・効果・味、驚くべき美容やダイエット、便秘改善効果

美容・健康

お茶には、いろいろな種類があって違った香りや味を楽しむことができます。

お茶の中でも香ばしい風味が特徴的なが、コーン茶です。

美容大国である韓国でも飲まれているコーン茶を、毎日続けて飲むことで

得られる効果・効用について調べてみました。

コーン茶とは?

韓国が発祥のコーン茶

美容大国の韓国で日常的に飲まれているお茶の一つが、コーン茶です。

日本では、あまり知られてないコーン茶ですが韓国食材店に行くといろいろな種類の
コーン茶が売られています。

韓国ではとうもろこしを「オクスス」と呼び、「オクススチャ」と言われています。

コーン茶茶とひげ茶の違い

コーン茶茶は、トウモロコシの実の部分を乾燥させて作られます。

もうひとつ、トウモロコシの白いひげを乾燥させて作る「ひげ茶」があります。
トウモロコシを包んでいる緑の葉を取っていくと、ひげのようなものが出てきます。

コーン茶と比較すると、風味が薄いので飲みやすく、「ひげ茶」が好きという方もいます。

トウモロコシの実から作られたコーン茶の効能とひげ茶の効能には違いがあります。
今回は、トウモロコシの実からできたコーン茶についてお話します。

コーン茶の製造方法?

収穫したトウモロコシの皮をむいて、そのまま完全に乾燥するまで、陰干しします。

約1ヶ月前後の期間干すので、乾燥に少し時間がかかります。

乾燥後、実を取って、焙煎します。に焦げなどを取り除きます。

焙煎後、焦げなどを取り除いたら茶葉のような細かな粒にします。

コーン茶の成分

美容茶でもあり健康茶でもあるコーン茶の成分は、どんなものが含まれているのでしょう。

  • 鉄分
  • リン
  • ビタミンB1
  • ナイアシン
  • 食物繊維(水溶性)
  • カリウム
  • ビタミンE
  • リノール酸
  • ビタミンA(βカロテン)

主に上記の成分が多く含まれています。

コーン茶の味は?

実際にコーン茶を飲んだことがある人の意見や感想です。

  • ポップコーンのような香ばしい味!
  • しっかりととうもろこしの穀物味がして、美味しい!
  • ほうじ茶に近い。

香ばしいトウモロコシの風味で、若干の甘みや苦みがあって穀物系の味という感想が多いようです。

コーン茶の効果と効能~ダイエットや便秘改善効果

冷え性

ビタミンEが豊富に含まれているコーン茶は、血管を拡張させて血流を良くする働きがあります。

血行が促進されると、身体全体を温めてくれる効果があります。

冷え性対策には、温かくして飲むとよいでしょう。

ビタミンEは、過酸化脂質の生成を抑制する働きもあり、血管を健康に保ってくれます。

他に、赤血球の破壊抑制や血中のLDLコレステロールの抑制作用もあります。

ビタミンE以外に、コーン茶にはナイアシンという成分が含まれ、同様に血液循環を良くする
働きがあります。

二つのパワーで血流が良くなり、冷え性にとても効果的です。

老化防止

冷え性に効果的なビタミンEですが、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用もある成分です。
抗酸化作用とは髪の毛の艶やかさや肌のシミなど、酸化で起こる作用を止める働きのことです。
酸化は、体の細胞が『錆びる』ことです。

ビタミンEの摂取で、シワやシミの予防に繋がってアンチエイジング効果が期待できるのです。

また、コーン茶にはビタミンAであるβカロテンも含まれ、同じ作用をもつ抗酸化作用成分です。
年齢を重ねるにつれて増える隠れシミにも効果があるそうです。

美容に嬉しい効能があるのがコーン茶なのです。

夜間の視力維持に効果

人参などの緑黄色野菜に含まれるオレンジ色の色素成分であるβカロテンは、

人体でビタミンAの作用や、免疫や抗酸化作用を増強する働きを持っています。

視力が良くなるわけではなく、夜間の視力の維持ができることがわかっているのです。

鳥目(とりめ)や夜盲症と呼ばれる、夜になると目が見えなくなる症状です。
この症状は、ビタミンAが不足していることで起こります。

その症状を防ぐためにも、ビタミンAの作用をするβカロテン摂取で改善されることが
分かったのです。

夜盲症には、後天性と先天性があって、後天性の場合はビタミンA欠乏性夜盲に該当します。

皮膚や粘膜の健康維持

ビタミンAには、免疫作用、、皮膚や骨の健康を保つ、粘膜を守る力などの働きがあります。

ビタミンAが不足すると、視力低下、胃腸が弱くなったり、アレルギーになりやすくなる
症状が起こります。

他に、肌荒れやニキビが起き、皮膚に潤いが無くなったりし様々な悪影響が出てきます。

卵黄、牛乳、ほうれん草、人参などからも摂取できますが、コーン茶なら普段から簡単に
摂取できます。

貧血予防

トウモロコシには鉄分が含まれ、コーン茶で簡単に体内に取り入れることが可能です。

生理の前後や妊娠期など、女性に多い貧血にも効果的です。

便秘予防や改善

コーン茶には、水溶性食物繊維も多く含まれています。
水溶性な為、トウモロコシを食べなくてもお茶で同じ成分を摂取できるのです。

便秘には、一時的に起こる急性便秘と病的な慢性便秘があります。

水溶性食物繊維を摂取することで、便の中に溶け込んで便を柔らかくし、腸内の通過を
滑らかにしてくれます。

不溶性食物繊維のキノコ類、根菜、豆類などは、腸の蠕動運動を活発化して
外に便を押し出す働きをします。

便秘予防や、便秘中の人は、日頃から飲んでの改善してみてください。

利尿作用

トウモロコシに含まれるカリウムによって利尿作用が促進されます。

トイレが近くなるので、あまり飲まないようにする人もいますが
利尿作用は、むくみ対策になります。

血管を拡張して腎血流が増加し、ナトリウムの再吸収を抑える働きをするので

尿の生成量が増え、排尿の回数や量が増えるのです。

尿の量が増えることで、体内に溜まっている老廃物を外に出すことができます。

その結果、むくみが解消され健康にすっきりとした体形を保つことができます。

でも飲みすぎると利尿作用が働きすぎて、脱水症のリスクが高まります。

眠気覚ましと同じく、飲みすぎて夜中トイレに何度も行く場合もあるでしょう。

頻尿気味の人は、さらにトイレが近くなることにもなるので、飲みすぎには注意してくださいね。

高血圧の予防

コーン茶には、リノール酸やカリウムが含まれ、血圧上昇を抑制する作用があります。

リノール酸は、必須脂肪酸で体内では作ることができません。
リノール酸が欠乏すると、髪がパサつき抜け毛が増え、創傷の治癒が遅くなる症状になります。
リノール酸は、血液中のLDLコレステロール(中性脂肪)を下げる作用もあります。

血液がサラサラになって、高血圧予防や脳卒中、心疾患、動脈硬化の予防にも効果があります。

健康のための必須栄養素がコーン茶には、含まれています。

ダイエット効果

コーン茶には、食物繊維による便秘改善や利尿作用によるむくみ改善に繋がります。
リノール酸による体内の悪玉コレステロール減少作用もあります。

でも過剰に摂取しすぎると善玉コレステロールまでも減少させてしまうので、摂りすぎないことが
大切なのです。

腸内環境が整って、体内に脂肪や老廃物などをため込みにくい、ダイエットしやすい体を作ること
ができます。適度な運動や正しい生活習慣をすることもお忘れなく!

アルコール代謝を助ける

体内に入ったアルコールは、長い時間かけて分解されて体外へ出されます。

代謝が悪いと、さらに時間が長くかかるため、酔いからなかなかさめなかったりしいます。

コーン茶にはナイアシンという成分が含まれています。

ナイアシンは、アルコールの代謝を助け、二日酔いの防止になります、
酔い覚めが悪い人は、お酒を飲んだ後にコーン茶1杯!

睡眠不足解消

ナイアシンが不足すると、疲労感が溜まりやすくなってイライラしたり、不眠症になったりします。

他に、便秘や下痢、皮膚炎、抑うつ気分や口内炎といった症状も現れます。

眠てもぐっすり眠れない人は、ナイアシンが不足している可能性が高いです。

眠る前に、コーン茶を一杯飲んで眠りについてみては?

コーン茶のカフェインは?

むくみ対策、ダイエットや貧血効果など妊娠中の人にとっては嬉しい効果ですね。

妊娠中、気になるのは含まれているカフェイン量です。
妊娠初期のカフェインの過剰な摂取は、流産のリスクが高まります。
1日当たりの推奨量としては、約100㎎以内であれば大丈夫です。

コーン茶にはカフェインは入っていません。

ノンカフェインなので、小さな子供や妊婦さん、カフェインが苦手な人も飲むことができます。
ノンカフェインなので、眠る前に飲んでも大丈夫です。

まとめ

カロリーゼロでノンカフェイン、美容にもダイエットにも嬉しい効能がたくさんある

コーン茶の魅力が、少しでも伝わりましたでしょうか?

緑茶や麦茶以外に、美味しい日常で飲めるお茶はたくさんありますが

香ばしさや甘さもあるコーン茶を、常備飲料としてお勧めです。

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