「クラスター」って何?「クラスター」を作るリスク・感染拡大予防で気を付けること

美容・健康

テレビなどで、新型コロナウイルス感染拡大の防止策の報道時によく耳にする「クラスター」
という言葉は、そもそも何なのでしょう?

感染拡大予防で日常的に気を付けなければならないリスク調べてみました。

「クラスター」とは?

「クラスター」は英語で、「(ブドウなどの)房」「群れ」「集団」を意味する言葉です。

政府の専門家会議の資料には、クラスター(患者集団)と記載されています。
厚生労働省のHPでは、以下のように説明しています。

 

一部地域で小規模患者クラスターが発生しています。

「小規模患者クラスター」とは、感染経路が追えている数人から数十人規模の患者の集団のことをいいます。  

 

患者(=感染者のうち症状が出た人)の「集団」のことで、

集団感染という「現象」ではありません。

集団感染が起きた結果、クラスター(患者の集団)ができるということです。

「集団」だとしても、ある地域に集まっているとは限らず

患者達は、ある同じ場所で感染したとしても、その後、帰宅、出張と移動しています。

あちこちで見つかる患者を、感染の場所が同じ「まとまり」「集団」として
「クラスター」と呼んでるのです。

「クラスター」を作るリスクとは?

・閉鎖された空間 

多くの人が密集する

近い距離での会話や飲食

すれ違ったり、数分間一緒にいる程度では心配する必要はありません。
「クラスター」を作る3つの条件が揃って、一定時間を過ごすとリスクはより高まります。

懇親会、スポーツジム、、屋形船、ライブハウスなどがクラスターが発生する
実例として挙げられます。

「クラスター」の連鎖が起こるとどうなる?

「クラスター」の連鎖が起きると、必然的に感染が広がっていきます。

なぜ「クラスター」が起き、一気に感染が広がるとどうなるのか?
それは、患者が増えることで病院が受け入れが出来ず
入院すれば助かる人も、順番を待っているうちに亡くなるということになるからです。

多くの人は、軽い症状で済んでも、感染者の2割ほどは重症者になり
数週間の入院が必要になって、一気に患者が運ばれると病院のベッドが足りなくなり
入院を拒否せざるおえない状況になります。

なので、専門家会議と政府は、「クラスター」を作らないために
閉鎖された場所で人が集まるイベントや、立食パーティーや飲み会には行かないで欲しい
と呼びかけているのです。

また、室内で集まる場合は、窓を開けて換気をまめにしたり、1~2メートル程度人と人の距離を1あけたり、 近距離での会話、一斉に大きい声を出す場を避け
近距離での会話が必要な場合は、マスクを着用して飛沫をとばさないと呼びかけています。

まとめ

「クラスター」を作る3つのリスク「3密」に気を付けて

マスクを着用して口、鼻、目の粘膜に細菌が付かないよう予防をしつつ

手指の消毒も合わせて行って「クラスター」を作らないように心がけて

新型コロナウイルス感染拡大の防止をしていきましょう。

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