チーズの種類を知って自分好みのチーズを選びたい!ワインやビールで楽しむチーズは?

料理

小学生の頃、給食に出るプロセスチーズが嫌いだった。

硬めでいつまでも口の中に残り、呑み込めなくて。

親戚の家で、カマンベールチーズを初めて食べた!

白カビに包まれて、トロリとしていた。

「こんなに美味しいチーズが、あるなんて!」

でもチーズは、種類が多すぎて味もわからず選べない。

いつもと同じチーズになり、チャレンジできないまま。

チーズの種類を学んで、お気に入りのチーズでワインをおしゃれに飲みたい!

チーズは、いつからあるの?

紀元前8世紀古代ギリシャ時代、貴族たちにワインと一緒にチーズは楽しまれていた。

「プロセスチーズ」と「ナチュラチーズ」

チーズは、「プロセスチーズ」と「ナチュラルチーズ」の2種類に分けられる。

  • 「ナチュラルチーズ」
    加熱処理をしていなくて、発酵が進むと味が変化していく。
  • 「プロセスチーズ」
    ナチュラルチーズを加熱し再び固めたため発酵せず、味が変わらない。

ナチュラルチーズの種類

種類の多いナチュラルチーズについて、調べてみましょう。

フレッシュタイプチーズ

生乳に乳酸菌や酵素を加え、水分を抜いて固めたもの。

くせがなく、お菓子や料理によく使われています。

  • モッツアレラチーズ
    「引きちぎる」という意味の「モッツアレラ」の言葉通り、引きちぎって生成される。
    チーズの起源であるイタリアの代表的なチーズ。
  • マスカルポーネチーズ
    イタリアで生産され、生クリームより少し硬めの食感がある。
    酸味や上品な甘みとコクがあってペースト状。
    ティラミスの材料としても使われている。
  • リコッタチーズ
    チーズ製造課程で、生乳をたんぱく質凝固物質添加して固まったものを
    再び煮詰めて作ったもの。
    香りがなく、しつこくない甘みがあって脂肪分が少ない。

ウォッシュタイプチーズ

塩水などで表面の菌の量を洗いながら調整して作ったもので、匂いがきついです。

  • ルイ
    乳酸菌で熟成していて、燻製のような匂いがする。
    中身は、粘り気があり、味はマイルドで赤ワインにあう。
  • マニゴーディン
    夏に販売される「夏のモンドール」と言われ
    トロっとしていて、匂いはきついものの美味しいです。
  • マロワル
    1000年以上前、修道院で初めて作られた。
    塩味や独特の個性があって、ビールにあいます。

ハードタイプチーズ

型に入れ、重しをして水分含有量38%以下まで水分を抜いたチーズです。
生で食べてもいいが、熱で溶かすとマイルドな味になる。

  • イベリコ
    牛・ヤギ・ひつじのミルクをまぜて作ったチーズです。
    くせがなく、コクもありとてもクリーミーな味。
  • パルミジャーノ・レジャーノ
    イタリアのチーズの王様で、時間をかけて熟成させているので風味がとても豊かです。

セミハードタイプチーズ

ハードタイプチーズより少し水分多めのチーズです。
発酵がゆっくり進むため味変があまりなく、保存性も高い。
チーズフォンデュによく使われている。

  • チェダー
    刺激が強いのが特徴で、生でも熱を加えても美味しい。
  • ペパージャック
    ブラックペッパーなど数種類の香辛料をプレーンのチーズに練りこんもの。
    肉料理にあい、香辛料の香りで食欲増進させ、ビールにあう。
  • ゴーダチーズ
    オランダの代表的なチーズで、くせが少なくマイルドなのでどんな料理にも使われている。

青カビチーズ

フランス最古のチーズでローマの貴族にも楽しまれた。
塩辛さやくせが強いのが特徴。塩辛さがワインとあうと人気。

  • ゴルゴンゾーラチーズ
    3大ブルーチーズの一つで、青カビチーズの代表。
    ゴルゴンゾーラ・ピッカンテは、青カビが強く辛味が強い。
    ゴルゴンゾーラ・ドルチェは、青カビが少なく辛くないので食べやすい。
  • ロックフォール
    フランス最古のチーズで2000年以上の歴史がある。
    旨みや塩味、舌触りや口溶けは絶品とされている
  • ブルー・デ・バスク
    辛味があり、風味もよいのでパスタソースやピザにもあう。

白カビチーズ

マイルドで、もっちりとした食感をもち青カビより歴史が浅い。

  • カマンベール
    日本人に好まれ、人気のチーズです。
  • バカラチーズ
    常温で、ジャムやはちみつで食べると、濃厚さとふわっとした食感があり最高!
  • ブリーチーズ
    1000年以上前からフランスで作られている白カビのチーズです。
    濃厚で、くせが少ない。

シェーブルタイプチーズ

山羊の乳で作られたチーズで、くせがあり苦手な人が多い。

  • バラット
    バターを作る道具に形がにていることに由来している名前。
    クリーミーで固めのヨーグルトの味と食感。
  • ヴァランセ
    表面に、きつい匂いを抑えるために木炭をまぶしている。
    熟成が進むとナッツの香りがし、酸味が少なくなります。
  • ピコドンチーズ
    熟成前は、甘いが熟成すると硬く辛く激変するチーズです。

まとめ

種類が多いのは「ナチュラルチーズ。」

大まかな分類がわかったので、今度はお店へ行ってじっくりと

大好きな白ワインににあうチーズを探したいです。

機会があったら、チーズ専門店へ行って味比べしてみたい!

 

 

 

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